「Steam旧正月セール」でもっとオススメしたいタイトル10選、AUTOMATONライター陣が厳選

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Valveは太平洋時間の2月12日午前10時まで、「Steam」にて旧正月セールを実施中だ。昨年からSteamのセールはフラッシュやデイリーセールを廃止しており、今回もほぼすべてのゲームが最初から割引対象となっている。前回は「Steam旧正月セールでオススメしたいタイトル12選、AUTOMATONライター陣が厳選」で、ライターが購入をオススメするタイトルを紹介したが、まだ足りない。今回はさらに10本のオススメするタイトルを紹介してゆく。

 

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Chihaya Asouのオススメタイトル

ARK: Survival Evolved

recommended-title-in-the-lunler-new-year-steam-sale-2016-by-automaton-2-ark1996円(2980円、33%オフ、日本語なし)

サバイバル&クラフト系ジャンルの中で「異色の1本」と言っても過言ではないのが『ARK: Survival Evolved』。プレイヤーは武器や道具を持たないどころか、まるっきりの全裸で目を覚ますと、そこはステゴサウルスやティラノサウルスが地上を闊歩し、プテラノドンが空を舞う弱肉強食の世界。丸腰で安全な土地を求めて歩き、木の実をむしって腹を満たすというハードなサバイバル生活が始まる。虚弱な人間だが最初の恐竜を捕獲・テイムすると一気に世界が変わるはずだ。

本作の大きな特徴の一つはマルチプレイの場合、ログアウト後もキャラクターはゲーム内に残ること。公式サーバ上のワールドにはPvP可能なもの多く、ログアウト中に他プレイヤーに家を破壊され、寝ているキャラクターが襲われることもある。そんな時、飼いならしたティラノサウルスを近くに配置しておけば安心というわけだ。恐竜の背中に乗って歩き回れるロマン、いつ肉食恐竜に襲われるか、はたまた危険な他プレイヤーと鉢合わせしてしまうか……というスリルを味わえるのは『ARK』以外にない。
難点は早期アクセス作品にありがちだが、ゲームクライアントの最適化が図られておらず、要求されるPCスペックが高いこと。購入前には必ず推奨スペックの確認をおすすめしておく。

 

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Subnautica

recommended-title-in-the-lunler-new-year-steam-sale-2016-by-automaton-2-subnautica1485円(1980円、25%オフ、日本語なし)

事故って不時着したのは見渡す限り水の惑星だった……というSF要素も加わった海洋系サバイバルゲーム。プレイヤーに与えられた安全な場所は小さな小さな脱出ポッドの中のみ。ここを拠点に海中を探索し、食料や資源を集めていくのだがゲーム序盤はなんと素潜りのみ!水面と海底を何度も何度も往復するので、当然行動範囲は限られる。拾ったパーツで酸素ボンベ、足ひれ、ダイバースーツを作れば、水中での行動時間がのびできることも増えていく。最終的にはより広くて快適な拠点海底基地の建設が、1つの目標となっている。
ただし、ストーリーやクエストが用意されているわけではないので、この手の自由度の高さがウリのゲームは、逆に何をしてよいのかわからず苦手な読者もいるだろう。『Subnautica』はシンプルに「次はこれを作れば便利かも」という目標をたてやすい親切設計。なによりも光の差し込む海中は幻想的で美しく、ただ泳いで探索するだけでも楽しい。

日本語化はされてないが英語版Wikiが分かりやすく、プレイ動画も数多く投稿されているので英語に自信がなくてもさほど問題はないはずだ。一風変わったサバイバルゲームを探している人にぜひおすすめしたい。

 

Minoru Umiseのオススメタイトル

Mad Games Tycoon

recommended-title-in-the-lunler-new-year-steam-sale-2016-by-automaton-2-mad-games-tycoon888円(1480円、40%オフ、日本語あり)

『Mad Games Tycoon』はひとりのゲームデベロッパーとなり、会社を拡大しゲームを売り上げるのが目的のシミュレーションゲームだ。プレイヤーはまず外部委託の仕事をこなしながら資金をため、自社ゲームを発売しメディアに酷評されつつも会社を大きくしていく。次第にあなたは、バグが多くても納期の関係でつい見切り発車したり、金銭に困り前作の発売から半年経たず完全版をリリースしたり、大金を投じて自社エンジンを作ったものの使い道がなく金欠になるといった“どこかのサイトで見たニュース”のような選択を下しているかもしれない。本作はゲーム開発の苦楽の一端を味あわせてくれる、本格派シミュレーションだ。社員管理も本作の特徴であり、十分な休養を与えずにいると、納期間際にトイレにこもるスタッフが続出してしまう。『シムピープル』のような見下ろし画面で会社の様子を見ることができるので、社員の成長や苦難は視覚的に楽しめる。怪しい部分もあるものの、日本語に対応しているのもありがたい。アーリーアクセスも終盤であり、安く買うなら今がチャンスだろう。本作をプレイした後、あなたは以前のように業界のニュースを糾弾できるだろうか。

 

Puzzle Agent

recommended-title-in-the-lunler-new-year-steam-sale-2016-by-automaton-2-puzzule-agent99円(498円、80%オフ、日本語なし)

『Puzzle Agent』はTelltale Gamesが開発したパズルアドベンチャーゲームだ。Telltale Gamesといえば『The Walking Dead』などの版権アドベンチャーゲームの開発元として知っている人も多いのではないだろうか。しかし本作は『The Walking Dead』とは一風変わったコミカルなゲームだ。ストーリーはFBIのパズル捜査官であるNelson Tethersが、雪の降る街「SCOGGINS」の工場で起きた事件について調べる任務を課されるところから始まる。街ではいたるところにパズルが隠されており、住人たちは何かにつけてNelsonにパズルを解くことを要求してくる。勘の良い方は察しているかもしれないが、ようするに海外版『レイトン教授』と考えてもらえればよい。パズル内容はサクサク解けるものから、動画という文明の利器につい頼ってしまう難しさのものまでさまざま。日本語は用意されていないが、Nelson Tethersの顔芸を見ていればきっと言語がわからなくともなんとなくストーリーは把握できるだろう。パズルのみならずキャラクターのユニークさも本作の特徴だ。鳥のことしか考えていない青年やパズル以外何も興味を持たないおじさんなど、何を考えているのかさっぱりわからない個性豊かな登場人物が用意されており、その世界に飽きることはないだろう。

 

Trine 3

recommended-title-in-the-lunler-new-year-steam-sale-2016-by-automaton-2-trine-3549円(2199円、75%、日本語あり)

『Trine 3』は3Dのアクションアドベンチャーゲームだ。2Dであった旧作とは一転、上下左右だけでなく奥行きも加わり自由度のある冒険が楽しめる。『Trine 3』は、成長要素の削除や価格に見合わないボリュームなどが批判され、開発元であるFrozenbyteが謝罪するまで騒動が発展した。しかし、現在では75%オフの5ドルまで下がっており、これらの点を知ったうえで購入するなら、満足できるはずだ。『Trine』シリーズの代名詞である美しいグラフィックはそのままに、3Dになったことでアクション要素にも奥行きが生まれており、冒険する楽しさが増している。スケールが大きくなった一方で、収集アイテムの回収も細かく確認できるようになり、かゆいところに手が届くシステムとなっているのも嬉しい。Co-opにも対応しており、この機会に友人を誘って崖際から落とし合いながら冒険するのも良いだろう。大作をやる元気はないけどリッチなゲームをやりたい、そんなユーザーにこそオススメしたい作品だ。

 

The Wolf Among Us

recommended-title-in-the-lunler-new-year-steam-sale-2016-by-automaton-2-the-wolf-among-us620円(2480円、75%、日本語なし)

『The Wolf Among Us』は3Dアドベンチャーゲームだ。本作は我々のよく知るおとぎ話を再解釈したDC Comics「Fable」をベースとした物語がテーマとなっている。おとぎ話の住人たちがニューヨークにあるFable Townに移住し、それぞれの作品内にある過去を引きずりながらも新しく人生をやり直していく。主人公のBigbyは「三匹の子豚」の狼であったという過去を持つ。Bigbyは正義感が強くFable Townを守りたいという気持ちがありながら、激昂すると過去の狼としての自分が出てしまうことから街の人から忌み嫌われるジレンマを感じながら生活している。白雪姫や美女と野獣といったおなじみのキャラクターも登場するが、やはり彼らも過去のしがらみに苦しめられている。開発を担当しているのはTelltale Games。『Puzzle Agent』とはうってかわり、暴力的な表現やキャラクター同士のすれ違いといった葛藤を描き、プレイヤーの心情を揺さぶってくる。日本語はないものの、スペースバーを押せば字幕が出たままゲームが止まるのが嬉しいところ。本作はマルチエンディングが採用されている。街を守るためにBigbyに暴力的解決を志向させるか、それとも住民に罵られながら平和的解決を望むか、すべてはあなた次第なのだ。

 

Tiny Brains

recommended-title-in-the-lunler-new-year-steam-sale-2016-by-automaton-2-tiny-brains196円(980円、80%オフ、日本語なし)

『Tiny Brains』はひとりではプレイしてもちっとも面白くない見下ろし型パズルゲームだ。そのかわり、フレンドと遊ぶのにはなかなか悪くない。研究所にいたアニマルたちが脱出するためにパズルを解いていくというストーリー。全編英語だが、話はあってないようなものなので気にしなくてよいだろう。本作の醍醐味はなんといっても協力プレイ。見下ろし型『Portal』と比喩されることも多く、物理演算を用いたパズルが数多く用意されている。しかし『Portal』などとは異なり、オブジェクトとぶつかり自キャラクターが画面外にぶっ飛んでいくなど物理演算上の事故が多発する。ひとりでプレイしていた時にこのハプニングと遭遇すると、イライラと虚しさしか生まれないが、誰かとプレイしているととにかくなんでも楽しいものだ。荒削りな箇所が目立つものの、グラフィックや挙動など光るものはあり手触りは良い。オススメは356円の2 pack。フレンドとオンライン協力プレイするゲームを探しているユーザーにオススメだ。

 

Shuji Ishimotoのオススメタイトル

60 Seconds!

ss_8b25951910c719f3dfe7ef861e4d672fcd7f0563.1920x1080784円(980円、20%オフ、日本語なし)

終末世界を題材にしたサバイバルゲームは星の数ほどあるが、『60 Seconds!』は近年リリースされたなかでもなかなかのオリジナルティがあるタイトルの1つだろう。開発はRobot Gentlemanが担当、発売は2015年6月。プレイヤーは模範的な一般家庭の父親「テッド」を操作し、核戦争が起きた世界で家族と共にできる限り生存することを目指す。

『60 Seconds!』は、基本的にはノーマルなサバイバルシミュレーションゲームだ。テッドたちが生活するシェルターにはわずかな物資が貯蓄されており、1日を過ごすたびに食料や水を消費してゆく。さらにシェルター生活では様々なイベントが発生し、誰かを外の探索へ向かわせたり、トラブルに対処するため備蓄してあるアイテムを消費したりする。ゲームは手記を追う形で進み、プレイヤーが行うのは1日に消費する食料と水の配分、そしてそれぞれのイベントにどう対処するかを決定することだけだ。

しかし『60 Seconds!』は、このサバイバルな生活が始まる”前”が面白い。本作は核爆弾が着弾する約60秒前からスタートし、プレイヤーの分身であるテッドは、その時間内に家にある物資やアイテム、そして家族をシェルターへと放り込むことになる。物資の位置や家の構造は常にランダムであり、プレイヤーは限られた時間のなかで、最適なサバイバル生活がスタートできるよう家のなかをかけずり回らなければならない。サバイバル生活が始まる前に着目した『60 Seconds!』はなかなか斬新。1プレイは短いがもっと生き延びようと何度も遊んでしまうこと間違いないだろう。

 

Kung Fury: Street Rage

ss_3ea65823bc095642be4ac4491ec2552ee16fead1.1920x1080149円(298円、50%オフ、日本語なし)

2014年に発売された『One Finger Death Punch』のクローンだが、同作をプレイした人もプレイしていない人にも『Kung Fury: Street Rage』はオススメの作品だ。プレイヤーが操作で使用するのは右クリックと左クリックの2つのボタンだけ。左右から襲いかかる大量の敵をテンポよく捌いてゆく、アーケードスタイルのアクションゲームである。敵を文字通り”炸裂”させる爽快感のあるゴア表現とアニメーションが魅力。単純にボタンを押すという行為そのものが楽しい。

そもそも「Kung Fury」は、もとはKickstarterにて始動した映像プロジェクト。荒唐無稽な80年代警察映画をテーマに制作されたアクション・コメディモノで、YouTubeでは日本語字幕付きで視聴することができる(Steamでも配信されているが、こちらには日本語字幕は存在しない)。「カミナリによって突如カンフーパワーを得たマイアミ署の刑事カン・フューリーが、”カン・フューラー”を名乗るアドルフ・ヒットラーやナチス軍とタイムトラベルしつつ戦う」というあらすじを読めばわかるように、物語はかなりぶっ飛んだ内容となっている。色濃く80年代なビジュアルや演出がところ狭しと登場するのも面白い。

なお2015年12月には、アップデートで新たにストーリーモードと3人のプレイアブルキャラクターが追加された。ストーリーモードは原作と同じ出演者によるフルボイスという豪華仕様で、「Kung Fury」ファンで見逃していた人もあらためてチェックすべきタイトルだろう。個人的には、馬鹿げた「Kung Fury」ムービーを見て、脳みそが80年代で色濃く麻痺したまま『Kung Fury: Street Rage』をプレイするのがオススメだ。

 

Monstrum

ss_3237260cb321c3650c82c1d5d3cf321d65334793.1920x10801192円(1780円、33%オフ、日本語なし)

『Monstrum』はSteam早期アクセスを経て2015年8月に正式リリースを果たしたタイトル。貨物船で目覚めた主人公は、執拗に襲ってくるモンスターの追跡を逃れつつ、たった1人で船からの脱出手段を模索してゆく。同作はジャンルで言えば一人称視点のホラーアクションゲームなのだが、「ここ最近人気のよくあるタイプの作品か」と見逃して欲しくはない。

本作は言わば『バイオハザード』の「タイラント」や「追跡者」との逃走劇にだけにスポットしたような作品だ。プレイヤーは自動生成された貨物船の内部を探索し、ヘリコプターや救命ボートなど複数ある手段のなかから1つを選んで脱出を目指すことになる。脱出のためにアイテムを確保しなければならないが、その貨物船の内部では危険な1体のモンスターがプレイヤーを狩ろうと徘徊している。一度死ねば進行度はリセットされ、一からのスタートとなるため、否が応でもプレイヤーの心拍数は上昇してゆくことになるだろう。

またプレイヤーを驚かせる音や演出、モンスターの造形がすばらしく怖いのも『Monstrum』の魅力の1つだ。一人称視点ホラーゲームと言えば、実際にモンスターや化物の姿が見えると拍子抜け……ということも多い。だが『Monstrum』はゲームプレイの性質も相まって、モンスターと出会うと本気で恐怖を感じてしまうのだ。最近のホラーゲームにはもう飽きた、あるいはもう恐怖を感じなくなってしまったという病に見舞われたプレイヤーには、『Monstrum』が特効薬となるだろう。

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