『リバース:1999』アルゼンチンの監獄が舞台のメインストーリー第9章「狂気と非理性」追加アプデ配信。作家志望の少女「レコレータ」実装

新規星6キャラクターとして「レコレータ」が登場する。

BLUEPOCHは5月29日、『リバース:1999』メインストーリー第9章「狂気と非理性」を追加するVer.2.6アップデートを実施した。新規星6キャラクターとして「レコレータ」が登場する。

『リバース:1999』は、中国のゲーム開発会社BLUEPOCHにより開発されているタイトルで、前バージョンにあたるVer.2.5でリリース1.5周年を迎えている。ジャンルは「世紀末タイムリバースRPG」と銘打たれており、「ストーム」と呼ばれる時代の巻き戻し現象に、プレイヤーは「タイムキーパー」の少女・ヴェルティとして立ち向かっていく。

新たな第九章「狂気と非理性」は、2.Xのメインストーリーシリーズ「旅の帰り」の新章にあたり、南米アルゼンチンのフエゴ島の州都「ウシュアイア」のパノプティコンを舞台にした物語が描かれる。今回登場するレコレータは17歳にして作家志望としての夢を追いかける少女であり、ストーリーのキャッチコピーに「文学こそ唯一の答え」と添えられている。

またフランスの哲学者ミシェル・フーコーが著した、同名の博士論文を章タイトルに据えていることなどから、「文芸」や「狂気」について深掘りするような内容になりそうだ。そして、レコレータの背景を深掘りするエピソードイベント「栄光の廃墟とメタファーの指南」も開催中。

新規星6キャラクターとしては「レコレータ」が追加。MP管理に優れているほか、「敵全員に450%のリアルダメージを与え、メインターゲットに追加で450%のリアルダメージを与える」という高火力のアルティメットスペルが特徴。同時にVer.2.6でキャラクター強化にあたる「狂想」を獲得した、メラニアとの相性が良いのも魅力だ。なお、レコレータは期間限定キャラクターとなっており、対象の召喚(ガチャ)期間は6月19日までとなっている。

Ver.2.6ではルートを選択して物語を進めていく、ローグライクコンテンツ「黄昏の旋律」も更新。新しいエンディングとボスの追加やルートが短縮され、遊びやすい調整がされている。さらに新規コスチューム「非理性ダンジョン」シリーズが登場。7月3日までの期間中、新衣装ヴィロー「第二の予見」と、ロペラ「スプリントレンジャー」が販売中だ。

『リバース:1999』はPC(公式サイト/Steam)/iOS/Android向けに配信中だ。メインストーリー第九章「狂気と非理性」期間中はログインイベント「獄中の長話」が開催され、前後半で合計14個のモノローが獲得可能だ。

Yuuki Inoue
Yuuki Inoue

RPGとADVが好きなフリーのゲームライター。同人ノベルゲームは昔から追っているのでそこそこ詳しい。面白ければジャンル問わずなんでもプレイするのが信条。

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