『レッド・デッド・リデンプション2』Steamで同接「8万人以上」。発売から5年以上、今になって人気沸騰中

『レッド・デッド・リデンプション2』Steam版が、今になって非常に高い人気を博しているようだ。過去最安値を更新するセールの影響とみられる。

レッド・デッド・リデンプション2』Steam版が、今になって非常に高い人気を博しているようだ。過去最安値を更新するセールの影響か、過去最大の同時接続プレイヤー数を記録している。

本作は、西部開拓時代末期を舞台としたオープンワールドゲームだ。Rockstar Gamesが手がけ、2018年10月にPS4/ Xbox One向けに、2019年12月にPC向けに発売された。本作は『レッド・デッド・リデンプション』の前日譚となっている。舞台となるのは19世紀末、移民の増加とフロンティアの消滅とともに開拓時代が終わりに近づいていたアメリカ。ガンマンと無法者が姿を消しつつある時代の変革期の中で、主人公であるアーサー・モーガンを含む無法者たちは、現代化の波から逃れるべく、アメリカ中部(ハートランド)およびフロンティアの過酷な大自然を冒険することになる。


本作ではメインストーリーのほか、広大なフィールドを愛馬を駆って探索し、釣りやハンティングといったさまざまなアクティビティも楽しめる。動物のモーションから大衆NPCの動作まで、細部まで非常に細かく作り込まれている点も特徴となっている(関連記事)。また冒険の中では、多種多様なイベントやランダムエンカウントも用意されている。

日本時間1月26日、本作Steam版の同時接続プレイヤー数がピーク時に8万6717人を記録した(SteamDB)。これまでの最大同時接続プレイヤー数記録となる7万7655人を、約1万人上乗せで更新。Steam版発売から5年以上が経過するタイミングながら、人気が跳躍を見せているようだ。

人気急上昇の背景としては、Steamでの過去最安値を更新するセールが開始されたことがあるだろう。Steamでは現在Rockstar Games作品のセールが実施されており、本作は75%オフとなる2154円で販売中。定価よりかなりお安く購入できる機会となっており、多数のプレイヤーが集まることとなったようだ。

ちなみに先述した7万7655人の同時接続プレイヤーが集まったのは、2023年11月のこと。オータムセールの対象となったタイミングで多くのプレイヤーが殺到したとみられる。このほかにも、セールのたびに本作の人気は上昇を見せてきた。

本作は先述した細やかな作り込みなどでしばしばSNS上で再注目されている様子も見られる。また『グランド・セフト・オートV』と同じく、非公式マルチプレイサーバーによるコミュニティも存在。根強い人気もあり、セールが多くの新規プレイヤーを呼び込んでいるのだろう。今回はSteamでは初と見られるセールの最安値更新がおこなわれ、今になってひと際多くのプレイヤーが集まった格好だ。

『レッド・デッド・リデンプション2』はPC(Steam/Epic Gamesストア)およびPS4/Xbox One向けに発売中だ。SteamではRockstar Games Saleの対象となっており、2月7日まで通常版が定価の75%オフとなる2154円、Ulitmate Editionが定価の80オフとなる2354円で販売中だ(いずれも税込)。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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