マルチ対応・鉄道運営シム『Railroad Corporation 2』Steamにて9月10日早期アクセス配信へ。蒸気から電気へ、激動の20世紀を駆け抜け貨物を運ぶ


パブリッシャーのIceberg Interactiveは8月15日、『Railroad Corporation 2』の早期アクセス配信を9月9日に開始すると発表した。日本での配信は時差の関係で9月10日となるようだ。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Railroad Corporation 2』は鉄道会社経営シミュレーションゲームだ。最大4人での協力および対戦形式のマルチプレイに対応予定。本作の舞台となるのは20世紀の世界だ。蒸気から電気へと動力の移行が進む激動の時代を舞台に、自らの会社を発展させていく。

マップには町や資源の産地が配置されており、需要と供給が存在。線路や駅を建設し、資源の輸送をおこなっていく。また自ら工場を建てて、製品を生産することも可能という。効率的なルートを考えつつ輸送網を拡大し、機関車を運行して利益をあげていくことになるようだ。

蒸気やディーゼル、電気などさまざまな動力の機関車が存在。研究を進めることで新たな機関車をアンロックできるという。登場する機関車は実際に存在したものを参考にしているそうで、牽引力や最高速度なども現実に即した数値に設定されているとのこと。一方で、電気機関車を運行するためには線路に架線を張って電動仕様に改変する必要があるという。用途や状況に応じた車両を活用することが求められるようだ。

また本作ではスタッフを雇うことが可能。研究員を雇って新たな機関車を研究させたり、地質学者に新たな資源を探させたりできるそうだ。スタッフはそれぞれ異なるスキルをもっており、それぞれ会社に異なるボーナスをもたらすという。高レベルのスタッフは賃金が高いが、その分ボーナスも大きくなるとのことである。


本作は早期アクセスとして配信予定。早期アクセス期間は1年程度を予定しており、配信開始時点では4つのキャンペーンのミッションと、10種類以上の機関車が用意。配信後はプレイヤーからフィードバックを取り入れつつ新要素を追加し、ゲームを磨きあげていく予定という。詳細なロードマップは後日改めて発表予定とのことだ。

本作を開発するCorbie Gamesは、主に鉄道経営シムを手がけているデベロッパーだ。過去には前作にあたる『Railroad Corporation』などを制作。前作は19世紀のアメリカを舞台としており、Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約980件中75%が好評とする「やや好評」ステータスを獲得している。本作では前作からマップのサイズが2倍となり、線路の交差が可能になるなど鉄道の運行回りも改良。電気機関車も登場するなど、パワーアップした続編として打ち出されるようだ。

『Railroad Corporation 2』はPC(Steam)向けに、9月10日に早期アクセス配信開始予定だ。