Steam Greenlightに『Magical Stone』が登場。制作元はTwitter上で実際にRMT行っていること明らかに
コミュニティの投票により本リリースが決定されるSteam上のシステム「Greenlight」に3月31日、対戦落ち物パズルゲーム『Magical Stone(マジカルストーン)』が登場した。『Magical Stone』は『ぷよぷよ』のe-Sports化を目指すという題目のもとにGameFactory社が発表した『ぷよぷよ』クローンゲームだ。権利や制作者といった面で物議をかもしており、発表から4日が経過した現在、諸方面で活発な議論が続いている。
Steam Greenlight上の『Magical Stone』の提出日は3月31日となっており、ジャンルは「アクション」「Free to Play(基本無料)」「パズル」。プラットフォームはPCで、日本語と英語でのリリースを予定しているとの記載がある。ゲーム解説の項目では概要やシステムの解説が書かれており、英語の解説では「このゲームは日本で人気のパズルゲーム『Puyopuyo 2』のファンが作り上げた作品です、同作をベースにe-Sports向けに変更・修正されています(我々はアメリカのゲームMod文化に影響を受けました)」とも紹介されている。日本語解説では『ぷよぷよ』のタイトルはなく、“20年以上の対戦文化を持つ「対戦パズルゲーム」にインスパイアされた作品”とだけの記述だ。
現在Greenlight上の『Magical Stone』は投票を募っている状態であり、「いいね」の投票数が多く集まりValveから注目を浴びれば、審査を通過しSteam経由のダウンロードおよびプレイが可能になるだろう。
一方でインターネット上で浮上していたRMT問題に関しては、れそ氏が実際に行っていることをTwitter上での質疑応答で明らかにしており、ゲーマーや『ぷよぷよ』ファンから反発を招いている。
@dfk_ohnuma そしてそれだけのお金を用意する手段として一部をRMTに依存しているのは確かです。※他にもHP製作や、システム開発などもやっていますよ。
ただ、多方面から言われているように、この種のゲームはマネタイズが非常に難しく、自前の資金以外に調達するのが難しいんです。— れそ (@reso_puyo) 2016年3月31日
AUTOMATONではGameFactory社への取材を引き続き試みている。取材では『Magical Stone』をめぐる事情や、ゲーム本体についてのより深い質問を予定しており、返答が得られれば詳しい話をお伝えするつもりだ。