狂気の地下探索サイコホラー『Psychopomp GOLD』Steamにてさっそく“圧倒的に好評”獲得。大好評無料ホラーがリメイクでパワーアップ、怪しいヘルメットを被り社会がひた隠しにする真実に迫る

Fading Clubは10月25日、サイコホラー・ダンジョンクロウラー『Psychopomp GOLD』をリリースした。本作は高い評価を獲得した無料タイトル『Psychopomp』のリメイク版となっており、Steamのユーザーレビューで「圧倒的に好評」ステータスを獲得するなど好調なスタートを見せている。

Fading Clubは10月25日、サイコホラー・ダンジョンクロウラー『Psychopomp GOLD』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は高い評価を獲得した無料タイトル『Psychopomp』のリメイク版となっており、Steamのユーザーレビューで「圧倒的に好評」ステータスを獲得するなど好調なスタートを見せている。ストアページによるとゲーム内は日本語表示に対応している。

『Psychopomp GOLD』は短編サイコホラーゲームだ。本作の主人公は、社会がひた隠しにしていると思い込んでいる秘密を暴くために「Psychopomp」というヘルメットを開発。ヘルメットを通して奇妙な生き物や死体など“世界の真実”を見ることができるようになり、これまでの自分の人生がすべて嘘だったことに気づく。また彼女は、すべての公共施設の地下に地下墓地が隠されていることを発見。その秘密を暴くため、都市に隠された地下迷宮の探索へ赴くことになる。

『Psychopomp GOLD』は、1月31日にSteamで無料リリースされた『Psychopomp』に数々の追加要素を加えたリメイク版のような作品となっている。本作のゲームプレイは3Dのダンジョンを探索していくことで展開される。ダンジョン内にはアイテムや不思議な生き物などが存在。アイテムを集め奇妙な住民に話しかけながら地下の奥深くまで潜り、隠された真実を解き明かしていく。

『Psychopomp GOLD』ではレンダリング方式をVulkanに変更。テクスチャの解像度も向上し、ビジュアル面も大幅にアップグレードされている。また探索することになる地下墓地もリマスターがはかられており、新たな階層も追加。無料版『Psychopomp』のエンディングにも改善が加えられたほか、新たなエンディングも追加され、より深く、地下墓地と主人公の狂気、そして“世界の真実”を掘り下げるものとなっている。またプリレンダリングされたカットシーンや三人称モード、Modやカスタムレベルのサポートといった新要素も追加されている。


本作は10月25日にリリースされてさっそくユーザーからの好評を得ており、本稿執筆時点のSteamユーザーレビューでは、約806件中98%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。無料版となる『Psychopomp』も「圧倒的に好評」ステータスを獲得しており、その独特な世界設定やユニークなビジュアル、サイケデリックな音楽、狂気に満ちたテキストといった要素などが引き続き好評を博しているようだ。

そして『Psychopomp GOLD』で追加された要素についても、無料版を大きく拡張し、ゲームプレイを改善したものになっていると好評。無料版をプレイ済みのユーザーからも高い評価を受けている様子だ。またストーリーを考察するための新たな秘密も追加されており、より深く『Psychopomp』の狂気を味わえるものになっている点にも評価が寄せられている。


本作を手がけるのは、アメリカに拠点を置くFading Club。個人開発者のKarbonic氏が運営しているゲームスタジオだ。同氏にとってゲーム制作は“究極の表現の形”であるとのことで、自分が見たいゲームを作るため制作に取り組んでいるという。そんな同氏の手がけた『Psychopomp』もこだわりの世界観が存分に表現され好評を博していた作品。『Psychopomp GOLD』はその魅力をよりパワーアップさせた作品として、さっそく多くのユーザーから好意的に受け入れられているようだ。

『Psychopomp GOLD』は、PC(Steam)向けに配信中。通常価格税込1000円のところ、リリース記念セールとして11月1日まで15%オフの850円で購入可能だ。また『Psychopomp』はPC(Steam/itch.io)向けに無料で配信中。

Jun Namba
Jun Namba

埼玉生まれBioWare育ちです。悪そうなやつはだいたいおま国でした。RPG全般が好きですが、下手の横好きでいろいろなジャンルに手を出しています。

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