AmazonのゲーミングサービスPrime Gamingは9月5日、9月配布予定のPrime Gaming会員向けコンテンツを海外向けに発表した。また本日9月6日より『ボーダーランズ プリシークエルl』(Epic Gamesストア版)や『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー ディフィニティブエディション』(Epic Gamesストア版)、『GreedFall: Gold Edition』(GOG版)を含む7タイトルが会員向けに配布されている。そして9月中に、上述のタイトルを含め合計で25タイトルが配布される見込み。
『ボーダーランズ プリシークエル』はルーターシューターの要素を持つ一人称視点シューティングのRPG。Gearbox Softwareによって開発されている『ボーダーランズ』シリーズの作品だ。シリーズでは企業の台頭により独特の倫理観に変化した架空の惑星パンドラを舞台に、殺伐としつつも癖の強い世界観が展開。ゲームプレイでは性能の異なるプレイヤーキャラを選べる点や、多種多様な性能をもつ武器がドロップするハクスラ要素などが特徴となっている。
本作の時系列は初代『ボーダーランズ』と『ボーダーランズ2』の間となっている。惑星パンドラの月であるエルピスを舞台とした、熾烈な企業間戦争の顛末が描かれる。『ボーダーランズ2』に登場したチャーミングな悪役、ハンサムジャックがいかにしてハイペリオン社の社長に上り詰めたのか、その勃興がストーリーのメインだ。本作の特徴として、ゲームプレイにおける大部分は月を舞台としており、無重力のエリアの存在や、“酸素”の概念などが存在している。ゲーム内は日本語表示に対応。また、『ボーダーランズ2』も現在Prime Gamingにて無料配布中である。
このほか本日よりアクションアドベンチャー『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー ディフィニティブエディション』(Epic Gamesストア版)や、17世紀ヨーロッパ風世界が舞台のアクションRPG『GreedFall: Gold Edition』(GOG版)など計7タイトルがPrime Gaming会員向けに配布中だ。配布期間はそれぞれ異なるため、詳しくはPrime Gaming公式サイトを確認されたい。
そしてPrime Gamingの公式ブログ投稿によれば、『テイルズ・フロム・ザ・ボーダーランズ』(Epic Gamesストア版)も9月13日に配布される。こちらはエピソード主体のアドベンチャーゲーム。『ボーダーランズ2』以降の物語を描いた、それぞれ異なる5つのエピソードが収録されている。主人公はハイペリオンの社員であるリースと、頭の回転が速い詐欺師のフィオナの二人。物語はプレイヤーの選んだ選択肢によって分岐し、それぞれのエピソードで予想外の結末が待ち受けている。『ボーダーランズ』シリーズでお馴染みのキャラクターたちも多数登場する作品だ。なおゲーム内は日本語表示非対応となっている。
そのほかのPrime Gamingによる9月の無料配布コンテンツとして、9月13日には高評価ローグライクRPG『Moonlighter』、9月19日には宇宙開発シム『Kerbal Space Program』が配布される(いずれもEpic Gamesストア版)。その他計25タイトルの詳細や配布日などはPrime Gaming公式によるブログ投稿より確認可能だ。なお、今回の発表は海外向けのもの。国内外のラインナップは基本的には同じであるが、ときに国内向けに別タイトルが配られる可能性があることを留意したい。