『ぽこ あ ポケモン』には「レッドストーン回路」風のシステムがあると注目浴びる。モーション検知する“謎のセンサー”の姿も

『マインクラフト』の「レッドストーン回路」にも似た、自動化のためのシステムの存在が明らかとなり、話題を呼んでいる。

株式会社ポケモンは3月5日、『ぽこ あ ポケモン』を発売予定。発売直前に公式から公開されたプレイ映像では、『マインクラフト』の「レッドストーン回路」にも似た、自動化のためのシステムの存在が明らかとなり、話題を呼んでいる。

『ぽこ あ ポケモン』は、ニンゲンのすがたにへんしんしたメタモンが主人公のスローライフ・サンドボックスゲームだ。開発には株式会社ポケモンおよびゲームフリークのほか、コーエーテクモゲームスが携わっている。

本作ではボクセルで構築された世界にて、木や石などを材料にして道具を作り、住みやすい場所を作っていく。また、木の実を集めて分け合いながらポケモンたちと交流。主人公は出会ったポケモンたちのわざを覚えることでできることがどんどん増えるという。ゲーム内の時間は現実世界と連動しており、天候の変化などもあるとのこと。のんびり生活を繰り広げながら、街作りするゲームになるようだ。

本作について、海外のポケモン公式YouTubeチャンネルでは、本作の開発陣による実機プレイ映像が公開された。コーエーテクモゲームスの綾野万里奈氏と枝川拓人氏が作った島を、株式会社ポケモンの村田佳奈子氏、ゲームフリークの大森滋氏とともに探索する内容となっている。

さまざま建築アイデアが紹介される中で、3分24秒頃から案内されている枝川氏の島では、本作で作れる興味深い“ギミック”の存在が明らかとなっている。まず、入口の横に設置されたスイッチを押すことで、直接触ることなくシャッターが開閉。また、トイレの横に設置されたスイッチを押すことで、ドアが開くとともに電気がつき、そばにある洗面台の水も流れるのだ。

そして、隠し通路を進んでいった先にある部屋では、スイッチを踏むことで部屋のライトが順々に付いたと思えば、奥の壁には滝が流れ始める。さらに、壁に設置されたパステルカラーの照明が時間差で点灯。スイッチを用いたさまざまな自動化システムが構築されているわけだ。なお、枝川氏はこのギミックを年末にずっと一人で作っていたと話している。

Image Credit: 株式会社ポケモン on YouTube
Image Credit: 株式会社ポケモン on YouTube

こうした仕組みについて、一部では『マインクラフト(Minecraft)』のレッドストーン回路のようなシステムが導入されているのではないかと話題になっている。というのも、時間差での動作について、枝川氏はモーションセンサー(字幕ではsensor systemと紹介)と呼ばれるものによって実現していることを説明。その後のシーンでは実際にそのセンサーらしきオブジェクトが映っており、プレイヤーが乗ったトロッコの動きにあわせて、メロディーが流れるような設計がなされていた。見た目や役割から、ちょうど『マインクラフト』の「オブザーバー」的な役割を果たしていると予想できる。上述した照明についても、滝から流れた水が部屋の両脇を流れる動きにあわせて点灯していることがうかがえる。

Image Credit: 株式会社ポケモン on YouTube

なお、本作では家電を動かすために電気の供給が必要であり、利用する場所まで電線を敷設しなければならないことも明かされている。回路を成す配線自体については動画内では登場していないものの、こうしたスイッチの仕掛けについても、電線を通じた電気の供給の有無をもって制御されるのかもしれない。

今回、開発者によるプレイ動画を通じて、『ぽこ あ ポケモン』では自由度の高い自動化システムを作れる可能性が浮上した。ところで、『マインクラフト』では「レッドストーントーチ」や「コンパレーター」などを組み合わせることで、論理ゲートを作ることが可能。コミュニティでは論理演算を使った複雑な装置を作る試みが続けられており、なかには『マインクラフト』のゲーム内にコンピューターを作り、そこで『テトリス』や『マインクラフト』をプレイするユーザも現れている(PC Gamer)。もし『ぽこ あ ポケモン』でも論理ゲートの仕組みを作ることが可能なのであれば、ゲームの遊びの範疇を超えた技術的な挑戦が繰り広げられそうだ。

ぽこ あ ポケモン』はNintendo Switch 2向けに3月5日に発売予定。

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Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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