『ポケモンレジェンズZ-A』“色違い厳選ガイド”を公式が公開。『ポケモンSV』に続き実用性高めな、色違い探しの基本戦略
株式会社ポケモンは12月8日、アメリカ版公式サイトにて、『Pokémon LEGENDS Z-A』の色違いポケモンに出会いやすくなる方法をまとめたガイドを公開した。

株式会社ポケモンは12月8日、『Pokémon LEGENDS Z-A』(以下、Z-A)において、色違いポケモンに出会いやすくなる方法をまとめたガイドをアメリカ版公式サイトにて公開した。公式ながらセーブ&ロード活用まで踏み込んだ内容となっており、思いのほか実践的だとして注目を集めている。
『Z-A』は、ゲームフリークが手がける『ポケットモンスター』シリーズ最新作だ。舞台となるミアレシティは再開発の只中にあり、旅行で訪れた主人公は、ひょんなことから町の自警団「MZ(エムゼット)団」に加わることになる。かつて『ポケットモンスターX・Y』でも登場したメガシンカが再び採用され、バトルはフィールド上を移動しながら展開する“移動型バトル”へと変化した点が特徴だ。

シリーズの恒例として、本作でも色違いポケモンが登場する。色違いとは、通常とは異なる体色を持つ希少な個体であり、能力値には差がないものの、その出現率の低さから厳選に挑むユーザーも多い。今回公開されたガイドは、そうした色違いポケモンを求めるプレイヤーに向けて、見分け方から捕獲の小技まで幅広く整理したものとなっている。
まずガイドでは、色違いポケモンの見分け方を解説。『Z-A』では『Pokémon LEGENDS アルセウス』と同様、遭遇時にきらびやかな音が鳴り、星のエフェクトが周囲に散る。ターゲット時には名前の上に小さな星アイコンが表示されるため、少し色が濃いだけのピカチュウなど、色の変化が控えめなポケモンも見逃しにくい。ガイドには実際のゲーム映像も掲載されている。

色違いを発見したあとは、接触前にセーブすることが推奨されている。というのも、本作では色違いポケモンは倒す・逃がすといった行動を取らないかぎり、ロードを挟んでも同じ場所に残り続ける仕様だ(関連記事)。万が一倒してしまった場合でも、直前のセーブをロードすれば再び遭遇できる。ガイドにおいても、捕獲に失敗した際はリロードすればやり直せると明記されている。一方で、一部のポケモンは出現時間帯が決まっており、昼夜の変化で姿を消してしまうケースもある。ただしその場合は、時間帯が戻れば再出現する。
ガイドでは、色違いの出現確率を高めるアイテム「ひかるおまもり」についても触れられている。これはポケモン研究所の所長代理・モミジの依頼をこなすやりこみ要素「モミジリサーチ」をレベル50まで到達させることで入手可能だ。ポケモン図鑑を完成させる、トレーナーとのバトルに1000勝するなど膨大なタスクを要する難関だが、入手すれば色違いの出現率が4倍程度まで上昇するとされる。

また実践的なテクニックとして、ファストトラベルやベンチによる昼夜切り替えで野生ポケモンが入れ替わる点、さらにリポップ(再出現)を利用した厳選方法が紹介されている。これは一度ポケモンが表示範囲外に消えるまで後退し、再び近づいて再出現させることで、同じ種類のポケモンを何度も抽選できる仕組みだ。ターゲット時にレベルや性別が変わっていればリポップした証拠であり、色違い判定を繰り返し引けるというわけだ。ガイドではほかにもポケモン捕獲の一般的なヒントや、色違いのメリープが登場するサイドミッションにも触れている。

ガイド公開後は、コミュニティから補足情報も寄せられている。たとえば雨の日のヌメラといった、特定の天候でのみ現れるポケモンにも色違い判定が存在するほか、平地を走っても屋上の個体がリポップしないケースがあるため、生息地の“高さ”も意識するべきだといった声もある。また、野生の状態で保持できる色違いポケモンは最大10匹までなので、上限を超えると古い個体から消えてしまう点にも注意が必要だ。セーブ&ロードを用いる場合は、ポケモン捕獲時などの自動セーブにも気を付ける必要がある。色違いの捕獲に失敗したら素早くロードするのが安全だ。
基礎知識から応用的な狙い方まで並んだ今回のガイドは、公式から提供されるものとしてはかなり踏み込んだ内容といえる。アメリカ版公式サイトでは以前にも『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』における色違いポケモン探しの方法が公開されており(関連記事)、実践寄りのアプローチは今回が初めてではないものの、『Z-A』向けにも同水準の丁寧なガイドが提示されたかたち。特定のポケモンの色違いを狙いたいトレーナーは、ガイドを参考にして効率的な厳選を試してみるのもよさそうだ。
『Pokémon LEGENDS Z-A』はNintendo Switch/Switch 2向けに販売中だ。
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