『ポケモンレジェンズZ-A』、「暴走メガガメノデス」がえげつないと阿鼻叫喚。“カメテテは囮”な極悪ムーブ
『Pokémon LEGENDS Z-A』において、ストーリー上で戦う「暴走メガガメノデス」との戦闘に苦戦するユーザーが多くみられる。

Nintendo Switch/Switch 2向けに10月16日にリリースされた『Pokémon LEGENDS Z-A』(以下、LEGENDS Z-A)において、ある「暴走メガシンカ」ポケモンとの戦闘に手を焼いているユーザーの報告が多く寄せられている。なお本稿では本作中盤のイベントについて取り上げているため、内容には留意されたい。
本作は『ポケットモンスター』シリーズの最新作だ。開発を手がけるのはゲームフリーク。『ポケットモンスターX・Y』に登場したミアレシティが舞台となり、再開発の進む街に旅行で訪れた主人公はなりゆきで町の自警団「MZ(エムゼット)団」に加わり、街で起こるさまざまな出来事や事件に挑むこととなる。本作ではメガシンカシステムがふたたび登場するほか、戦闘では新たに移動型バトルが採用されていることも特徴だ。

そんな本作のストーリーでは、本来トレーナーとのキズナによって可能になる「メガシンカ」が野生ポケモンにおいても発生し、「暴走メガシンカ」したポケモンとして暴れまわってしまう。主人公たちはこれらのポケモンと戦って鎮めることになるのだが、各種暴走メガシンカポケモンとの戦闘に苦戦報告も寄せられている。
そのなかでもメガガメノデスに苦戦しているユーザーが多いようだ。暴走メガガメノデスはストーリーのチャート22で戦うことになるポケモンだ。ガメノデスは通常「いわ・みず」の複合タイプだが、メガシンカすることで「いわ・かくとう」に変化。はがねタイプやみずタイプに弱くなる一方で4倍弱点が消え、攻撃力も大幅に増加している。
そしてメガガメノデスは防御ステータス値も高く、倒しきるまでに戦闘時間が伸びがちだ。さらに暴走メガガメノデスは専用攻撃技として、溜め時間のあと、瞬間移動を行い、ひたすら拳を叩きこんでくる“パンチラッシュ”をお見舞いしてくる。本作ではポケモンだけでなく、トレーナーにもポケモンの攻撃が通じる仕様となっており、突如近づかれてパンチラッシュを叩きこまれ、あえなくやり直しとなってしまうトレーナーも少なくないようだ。

とはいえパンチラッシュは溜め時間中にメガガメノデスを攻撃し続けることでキャンセルが可能で、技を当てる好機にもなっている。しかしメガガメノデスは戦闘中にカメテテを複数体召喚してくるため、うっかりカメテテに照準をロックオンしたことで攻撃する機会を逃したり、ガメノデスを狙おうと手間取っているうちにラッシュでトレーナー自身が倒されたりすることも珍しくない。ただでさえ強力なのにロックオン妨害ともいえる姑息な戦いぶりから悲鳴が続出しており、数十回も挑み続けたといった報告なども見受けられる。多くのトレーナーに恐れられており、中盤の難敵として立ちはだかっていることがうかがえる。
なお暴走メガガメノデス対策としては、やはりパンチラッシュを防ぐためチャージを中断させることが重要だ。とはいえ先述の通りカメテテに照準を合わせてしまうこともあるだろう。その際は、ある程度狙いが外れても攻撃できる「だいちのちから」や「うずしお」などの範囲攻撃や設置攻撃を活用すると、照準がぶれても攻撃を当てられる可能性が高まる(関連記事)。またパンチラッシュのチャージ中以外には無理に攻撃しようとせず回避に専念することもひとつの攻略法といえる。
このほかメガガメノデスに限らず、複数の暴走メガシンカポケモンに苦戦報告が寄せられている。設置技でこちらの移動を制限してきたり、避けにくい広範囲攻撃を繰り出してきたりと暴走メガシンカポケモンによって戦法はさまざまだ。本作のバトルの中でも屈指のアクション性のある戦闘になっており、何度も倒されてしまう場合には、主人公が気絶しにくくなる「みどりのカナリィぬい」を入手したり、ZAロワイヤルでポケモンのレベルを上げて挑んだりするといいだろう。また暴走メガシンカポケモン戦では相手の残りHPを引き継いで再戦できる機能もあるため、少しずつ体力を削る力業攻略をするのも一手だ。
『Pokémon LEGENDS Z-A』はNintendo Switch/Switch 2向けに販売中だ。




