『ポケモンレジェンズ Z-A』、チコリータが出ただけで未登場“メガメガニウム”が切望される。メガシンカするとはまだ言ってない

株式会社ポケモンは2月27日、Pokémon Presentsにて『Pokémon LEGENDS Z-A(ポケモンレジェンズ Z-A)』を2025年秋に発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch。ゲームプレイ映像など続報も明かされた一方で、公式ではまったく言及のなかった“メガメガニウム”が登場するのではないかという憶測が妙な賑わいを見せているようだ。
本作は『ポケットモンスター』シリーズの最新作だ。舞台となるのは、『ポケットモンスターX・Y』に登場したミアレシティ。『Pokémon LEGENDS Z-A』におけるミアレシティでは、都市の再開発が進められているという。開発を手がけるのはゲームフリーク。
今回の発表では、ゲームプレイ映像も披露された。バトルには移動型バトルを採用。技の届く範囲なども重要になるようで、『Pokémon LEGENDS アルセウス』のシステムを継承しつつ、新たに発展している模様だ。またメガシンカ要素も登場。一部のポケモンのみが可能で、キーストーンやメガストーンの他、特にキズナの力でパワーアップするとのこと。公式サイトではメガギャラドスやメガアブソル、メガガルーラといった、過去のシリーズ作品で登場した9体のメガシンカポケモンの姿が確認できる。
一方で一部ファンは、現時点で公式からはまったく言及されていない“メガメガニウム”の登場に期待を寄せている。というのも今回本作の最初の3匹として、くさタイプポケモンにはチコリータが登場することが明かされた。チコリータといえば最終進化系はメガニウム。このメガニウムが仮にメガシンカするならば、“メガメガニウム”になるのではないかといった憶測があがっている格好だ。
ちなみに最初の3匹のうち、ほかの2匹はポカブとワニノコ。それぞれ最終進化系がメガシンカするならば、“メガエンブオー”と“メガオーダイル”となるだろう。しかし一部ファンはエンブオーとオーダイルを差し置いて、メガニウムのメガシンカを期待してやまないようだ。考えられる理由はシンプルで、“メガメガニウム”という語感の魅力からだろう。
メガシンカというシステムの登場時には、ポケモンの名前に「メガ」を乗っけるという無骨なネーミングも注目されていた。そして、メガニウムやメガヤンマといった、名前の頭に元々メガが含まれるポケモンがメガシンカしたらどうなるのか、という疑問に想いを馳せる様子も一部見られた。一方でメガニウムもメガヤンマもメガシンカしないまま、『ポケットモンスター ソード・シールド』以降本編シリーズからメガシンカそのものが姿を消したため、夢の“メガ”メガシンカポケモンの登場は諦観されていたわけだ。
しかし今回『Pokémon LEGENDS Z-A』にてメガシンカシステムが復活し、さらに最初の3匹にチコリータが登場することが明らかになり、にわかに“メガメガニウム”登場への期待が高まっている格好だ。とはいえ現時点では、そもそも過去シリーズにいなかった新たなメガシンカポケモンが登場するかどうかは明かされていない。「一部のポケモンのみできる」というメガシンカの仕様も健在であり、メガニウムがメガシンカできるかどうかは不明だ。一部ファン待望の“メガメガニウム”が実現されるのかも含めて、続報は注目されるところかもしれない。
『Pokémon LEGENDS Z-A』は、Nintendo Switch向けに2025年秋に発売予定。