『ポケモンGO』の「堅すぎるギルガルド」、不具合だった。伝説ポケモンの大技もへっちゃらな異常耐久、マッハで修正

Nianticは7月23日、『ポケモンGO』にて発生していたギルガルドのシールドフォルムの防御性能についての問題を修正したことを発表した。

Nianticは7月23日、『ポケモンGO』にて発生していたギルガルドのシールドフォルムの防御性能についての問題を修正したことを発表した。ギルガルドは実装後まもなく、「シールドフォルムが堅すぎる」といった報告が寄せられていた。

本作では7月22日10時から7月27日20時にかけて「ウルトラアンロック:ハガネ&ウロコ」イベントが実施中。本イベントにてヒトツキが1つ星レイドやGOバトルリーグの報酬として初登場しており、進化系であるニダンギルとギルガルドも実装された。


ギルガルドといえば、特性「バトルスイッチ」により戦闘中にシールドフォルムとブレードフォルムが切り替わるポケモンだ。シールドフォルムでは高い防御・特防を誇り、攻撃を繰り出すと攻撃・特攻の高いブレードフォルムに変化。ただしブレードフォルムは防御・特防が低く、敵から攻撃を受ける前に技「キングシールド」を使ってシールドフォルムに戻るあるいは交代させるといった戦い方が必要なポケモンだ。

そんなギルガルドは、『ポケモンGO』において現状ではGOバトルリーグやGOロケット団バトルなどトレーナーバトルのみで選出可能。そうした戦闘において、実装されるや否や「シールドフォルムが堅すぎる」との報告が寄せられることになった。CP制限がなく伝説ポケモンや幻のポケモンが出場できるマスターリーグにおいても、その耐久性が猛威を振るっていた。


たとえば上述の動画では、ギルガルドの堅さを確認可能。CP4367のホウオウから効果抜群のせいなるほのおを受けても体力が半分も減らなかったり、効果抜群ではない技ではダメージがわずかしか通らないことが確認できる。いくらシールドフォルムといえどもあまりにも堅いことから、不具合ではないかと波紋を広げていた。

そうしたなかでNianticの公式Xアカウントはギルガルドのシールドフォルムの防御性能について不具合が確認されたと報告。すでに修正済みであることを伝えている。ユーザーからもギルガルドのシールドフォルムが“柔らかく”なったことが報告されており、早速修正に至ったようだ。

戦闘中にフォルムが切り替わるという変わった特性をもつギルガルド。ちなみに似たような特性のポケモンとしてはモルペコが存在し、こちらも現状ではトレーナーバトルのみで使用できるポケモンだ。またモルペコも当初はフォルムチェンジに関する不具合が発生し、修正がおこなわれていた。戦闘中にフォルムチェンジするポケモンは本作の戦闘時に内部的な処理が難しい側面もあるのかもしれない。とはいえ不具合についてはモルペコとギルガルドのいずれも修正にいたっており、選出可能なバトルでは気兼ねなく使うといいだろう。

ポケモンGO』はiOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中。「ウルトラアンロック:ハガネ&ウロコ」イベントは7月27日20時まで実施中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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