
惑星テラフォーミングシム『Plan B: Terraform』ついに正式リリース。海や大気をゼロから創造、不毛の惑星を“第二の故郷”へと作り変える
デベロッパーのGaddy Gamesは8月29日、資源管理ゲーム『Plan B: Terraform』を正式リリースした。

デベロッパーのGaddy Gamesは8月29日、資源管理ゲーム『Plan B: Terraform』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。
『Plan B: Terraform』は、惑星をテラフォーミングして居住可能な環境に変え、人口を増やしていくシミュレーションゲームである。本作の地球は温暖化により住めない環境になりつつある。プレイヤーは人類が生き残るための「プランB」として、新たに発見された惑星のテラフォーミングプロジェクトを遂行することになる。最初は水の一滴も存在しない不毛の大地からスタートして、温室効果ガスを作り、大気を暖めて氷を溶かし、やがては雨を降らせて川を、そして海を作っていくのだ。そうして環境を整えて、新たな人類の星を作り出すという壮大な作品だ。

本作の惑星は全体で100万個以上あるという六角形のマス目で表現されており、気温・植生・降雨・水循環などが惑星全体でリアルタイムにシミュレーションされている。水循環により川が作られたり、海の水位が変わったりといったダイナミックな環境変化が起きるのだ。
そうして環境の条件を整えたところに、十分な資源があると街が発展していく。プレイヤーが自分の手で街の建物を設置するのではなく、道路や鉄道、ドローンといったサプライチェーンを作り上げて資源を供給すると、街は自然と拡大していくのだ。ただし、条件が満たされない場合は発展が止まってしまうほか、資源が大きく不足した場合などには、街は逆に縮小してしまうこともある。どれほどの不足で縮小し始めるかは、難度設定により柔軟に変更可能だ。

本作は2023年2月に早期アクセス配信を開始。それから約2年半に渡ってアップデートを続けてきた。これまでに寄せられたSteamユーザーレビューは約2600件で、そのうち91%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。そんな人気作が、このたび正式リリースを迎えたかたち。

今回の正式リリースでは新たに、鷲・熊・イノシシといったさまざまな動物を操作して、惑星上を自由に眺めてまわる機能が実装された。動物たちは、惑星の酸素濃度が十分に高くなると活動できるようになる。いつもと違った視点で惑星を見て回れば、その変化ぶりが新鮮に映ることだろう。
また、通常のモードではできないような大胆かつ自由な操作が可能な「クリエイティブモード」も追加された。同モードでは資源を無限にしたり、制約を無くしたりして、自由に惑星を作り変えることができる。水の増減、山や鉱物の配置、水源の設置、都市の設置・撤去、人口の増減などが思うままに操作可能で、山を消す、土地の凹凸を平面化するといった地形変更に便利な機能も存在する。ポーズメニューからいつでもアクセス可能なので、イメージ通りの惑星を作りたい場合に使うほか、ゲーム進行でちょっとズルをしたいときに利用するのも良いだろう。


本作を手がけたGaddy Gamesは、フランスを拠点とする独立系ゲームスタジオである。2011年にGaddyことNicolas Gadenne氏が設立し、過去にSteamでは、モンスターだらけの惑星からの脱出を目指すサバイバルクラフト『Dig or Die』をリリースして「非常に好評」ステータスを獲得している。『Dig or Die』は本作とジャンルこそ異なるが、条件が整うと植物が成長したり、水のシミュレーションによって洪水が発生したりといった、本作とも類似したシステムを搭載していた。緻密なシミュレーションと環境変化という同スタジオの持ち味は、資源管理シミュレーションである本作でも存分に活かされているものと思われる。
『Plan B: Terraform』はPC(Steam)向けに配信中。現在は正式リリースを記念したセールを開催中で、9月6日までの期間限定で定価の15%オフとなる税込1530円で購入可能だ。
