やりたい放題RPG『ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄』では“マップ外に敵投げ捨て”など戦略自由自在。何にでも憑依して戦うゲームプレイ詳細お披露目
日本一ソフトウェアは6月27日、RPG『ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄』の詳細情報を公開した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/PS4/Nintendo Switchで、2025年発売予定。定価は税込7920円。本作は「Nintendo Direct 2024.6.18」にて発表され、このたびゲームプレイの詳細が披露された。
『ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄』は『ファントム・ブレイブ』シリーズの完全新作となる“やりたい放題RPG”だ。本作の舞台となるのは、世界のほとんどが海に覆われ、大小さまざまな島々で構成されている世界「イヴォワール」。
イヴォワールには、人間だけでなく獣人や魔物、魔法生物などの種族が存在。そこで人々の困りごとを解決する請負人(クローム)としての仕事をする少女マローネは、死者の魂「ファントム」が見える能力をもっていた。マローネは相棒のファントムであるアッシュとともに仕事をしていたが、ある日凶悪な幽霊船の船団「船喰い」に襲われ、離れ離れになってしまう。孤島にたどり着いたマローネは、海賊団船長の父親を探す少女アプリコと出会う。ふたりはそれぞれ大切な人と再会するために協力し、海賊としてのナワバリを増やしていくこととなる。
本作での戦闘は、仲間のファントムたちをマップ上のさまざまなオブジェクトに憑依(コンファイン)させることが可能。たとえば木や岩にもコンファインすることができ、岩であれば防御力が高く、武器にコンファインすれば攻撃力が高くなるなど、それぞれに特徴が存在しており、出撃ユニットの性能が変わってくる。
コンファインは扇風機や大砲、ロボなどのガジェットに対しても可能だ。それぞれ固有のアクションが起こせるため、マップ攻略に活かすこともできるだろう。コンファインは数ターンすると解除(リムーブ)されてしまう。そのためタイミングやコンファインする対象を、よく考える必要がありそうだ。
なおマローネ自身にもファントムをコンファインさせることが可能だ。これは「絆コンファイン」と呼ばれ、マローネのステータスが大きく上昇。絆コンファイン技という戦用の技も使用可能になるため、戦況を一変させることができる。また絆コンファイン中に敵を倒すと「ワンモア」が発生し、連続行動もできるようになる。
ほかにも敵をマップ外に投げ捨てられる。また味方を持ち上げることでそのキャラのスキルを使ったり、武器として使ったり、オブジェクトを積み重ねて高いところに登る、というシステムも備わっている。キャラクターメイクや転生要素も存在しており、やり込み要素も充実している模様。さまざまなシステムを活用した、縦横無尽のやりたい放題な本作のゲームプレイが明かされており、今後のさらなる情報公開も期待されるところだ。
『ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4向けに2025年発売予定だ。
【UPDATE 2024/7/3 14:00】
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