人気マルチ対応山登りゲーム『PEAK』最新アプデで“調理システム”が刷新。ベリーの毒抜きからランタン大爆発まで、いろいろ起こる

Team PEAKは11月6日、『PEAK』に向けアップデートを実施した。新バイオーム追加のほか、調理システムが刷新されるなどしている。

Team PEAKは11月6日、『PEAK』に向けアップデートを実施。同パッチでは新バイオーム「深き森(ROOTS)」が実装されたほか、調理システムが大幅に刷新されるなど、さまざまなアップデートがおこなわれている。

『PEAK』は山登りアクションゲームだ。開発は、“ヤドカリソウルライク”『Another Crab’s Treasure』のAggro Crabとバズ映像撮影ホラー『Content Warning』のLandfallがTeam PEAKとして共同で手がけている。本作は協力マルチプレイ対応作品として人気を博し、リリースから約5か月が経った現在でも連日数万人のプレイヤーを集める話題作だ(SteamDB)。

本作にてプレイヤーは、遭難したスカウトとして無人島に不時着。そして救助を求めるため、島の中心にそびえる山の頂上を目指すことになる。クライミングにあたってはスタミナ管理をしつつ登っていく必要があり、滑落してしまうと負傷する。また時間経過でスタミナの最大値が減少。空腹で力尽きないために、時には大胆な登攀をおこなう必要もある。

そんな本作に向けたアップデートでは、新バイオーム「深き森」が追加された。深き森は背の高い木々が立ち並ぶ景色が特徴だ。またトランポリンのように跳ねる巨大キノコやプレイヤーに寄生するキノコ、突如上からプレイヤーを連れ去っていく蜘蛛、強風といったギミックがプレイヤーたちに襲いかかる。なお本作には「虫嫌いモード」のオプションが実装されているため、蜘蛛が苦手なプレイヤーはこちらを活用されたい。

なお本作では、新たなバイオームが既存のバイオームと入れ替わるかたちで実装されるローテーション制が導入されている。まず11月17日までは「熱帯」バイオームに代わって「深き森」が登場し、その後はそれら2つのマップがランダムに切り替わっていくそうだ。

そのほかアップデートでは調理システムが大幅に刷新されたとのこと。詳細としては、食品以外のアイテムを調理すると何らかの変化が発生するようになるようだ。具体的な変化についてはパッチノートには記されていないものの、筆者が試した限りでは、「トランペットがより気の抜けた音になる」「ぬいぐるみのビンボンの声がどんどん掠れていく」「ランタンなどが爆発する」といった現象を確認できた。そのほかの調理済みアイテムも、使用の際になって変化に気づくこともあるかもしれない。余裕があれば、手当たり次第に焼いてみるのもいいだろう。

また調理によってベリーの“毒抜き”も可能となっている。ベリーは海岸や熱帯、メサなどの各所でさまざまな種類のものが獲得でき、空腹で減少したスタミナの回復が可能だ。一方で中には毒を持つ品種も存在しており、食すと大きな毒ダメージを受けることもあった。今回のアップデートではその毒を調理で無効にできるようになったかたちだ。ただし、キノコの毒は調理しても抜けないとのこと。

なお本アップデートでは「無敵ミルク」「お助けフック」などの新アイテムも登場している。詳細についてはパッチノートを参照されたい。

『PEAK』は、PC(Steam)向けに配信中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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