人気マルチ対応山登りゲーム『PEAK』アプデでなんと“共食い”システム実装。フレンドは非常食

デベロッパーのLandfallとAggro Crabは7月30日、『PEAK』に向けv1.10.aとなるアップデートを配信した。アップデートでは、“共食い”が出来るようになっている。

デベロッパーのLandfallとAggro Crabは7月30日、『PEAK』に向けパッチv1.10.aを配信した。一部アイテムなどのバランス調整やバグ修正のほか、プレイヤー同士で共食いが出来るようになっている。

『PEAK』は山登りアクションゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ソロプレイおよびフレンドを招待しての最大4人協力プレイに対応している。プレイヤーは無人島の中心にそびえる山の頂上を目指して、クライミングをおこなうことになる。クライミングにあたってはスタミナ管理をしつつ登っていく必要があり、滑落してしまうと負傷する。また空腹にも気を遣う必要がある。ミスや時間経過でスタミナの最大値が減少していくため、登山には的確な判断や大胆さも必要になるだろう。

そんな本作に向けたアップデートv1.10.aは7月30日に配信。アップデートではポーランド語とトルコ語に対応したほか、登山中の視野角の調整オプションが追加。加えて「プッシュトゥミュート」オプションなどが追加されるなど、システム機能が追加されている。ゲーム内容については、Remedy Fungus(回復キノコ)が負傷だけでなく、毒状態も治すように変更。そのほか各種バグなどが調整されている。

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しかしそのパッチノートの中でもひときわ目を引くのが、「Added cannibalism.」だ。日本語に訳せば「共食い(人食)を追加しました。」となるだろう。本作のマルチプレイにて、共食いが出来るようになったわけだ。

詳細としては、本作ではスタミナゲージの最大値が空腹によって減少していくが、その空腹度合いが一定の割合を超えると、マルチプレイをしているフレンドの見た目が七面鳥の丸焼きに変化する。そして見た目が変化するだけでなく、インタラクトすることで実際に食すことができる。人肉は空腹を大きく回復するものの、当然ながら食べられた側は死亡する。とはいえ、スカウト人形を使用すれば、復活させることも可能なため、“緊急食糧”としての価値は十分にあるだろう。

ちなみに開発元のAggro Crabは、7月3日に「guys we cant add cannibalism to PEAK(『PEAK』に人食い要素を追加することはできないよ)」と発言していた。ただこの発言には多くのコメントが寄せられており、共食いの実装を望む声も散見された。こうした“熱心な要望”もあり、一転して共食い要素が実装されたのかもしれない。

『PEAK』は、PC(Steam)向けに配信中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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