『パルワールド』大型アプデの”ひっそり変化”報告いろいろ。監視台・パルボックスが便利になったり、既存パルに新モーション追加されたり

 

国内のゲーム開発会社ポケットペアは6月27日、『パルワールド』にて大型アップデートv0.3.1「桜島アップデート」を配信開始した。新たなロケーションなど新要素が盛りだくさんの内容となっている傍らで、さまざまな調整や遊びやすさ向上も実施。海外コミュニティではユーザーがプレイを通して見つけた“気づきづらい”変更点を紹介しあっており、賑わいを見せている。

『パルワールド』は、モンスター収集オープンワールドサバイバルクラフトゲームだ。舞台となるのは、不思議な生き物パルたちの暮らす島。プレイヤーはさまざまな能力をもつ野生のパルたちをパルスフィアによって捕まえ、彼らの能力を活かして島での日々を過ごしていく。


今回のアップデートでは、新たなロケーション「桜島」が登場。桜島には新組織「月花衆」のリーダーが守る塔があり、新たなパルも多数生息。マルチプレイ専用コンテンツの闘技場や、新レイドボス「ボルドラゴ」なども登場している。そのほか、密猟団の支配するオイルリグや新資源「原油」、Lv55までのレベルキャップ解放や塔リーダーへのハードモード実装など、さまざまな要素が実装された(関連記事)。

またアップデートでは新要素の追加にくわえて、多岐にわたる調整・修正なども実施。さまざまな点に変化がみられることからか、海外掲示板Redditの本作コミュニティではユーザーによりアップデートの“気づきづらい変化”を募るスレッドが投稿された。スレッド内ではそれぞれのユーザーが見つけた変化を紹介している。なかにはパッチノートに記載のある変更点もあるものの、実際のプレイを通して特に印象深かった要素が挙げられているようだ。

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byu/Rahzin from discussion
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たとえばあるユーザーは監視台にてパルを特定の施設に向かわせることが可能になったことを報告。配合牧場や発電機などさまざまな施設に監視台からアサインできるため、パルを追いかける必要がなくなったと便利さを喜んでいる。また同ユーザーはパルボックスのソート機能強化のほか、個々のパルのお気に入りロックが可能になった点も便利な新要素として紹介。さらに、クレメーオやドリタスといったパルが見慣れないエモートやアニメーションをおこなっていることも報告している。エモートやアニメの追加は少なくとも今回のパッチノートには記載がなく、ひっそりと追加された要素かもしれない。

このほか別のユーザーは、付近にドロップしたアイテムが同一であればひとつのモデルとしてまとまるようになっていることを報告。家畜牧場などで生産されるいくつものアイテムをそれぞれ拾う手間が省ける変更といえる。また細かな変化としては、パルが用いている破砕機のアニメーションが再生されるようになったことや、パル濃縮ポッドなどの設備や家具から音が再生されるようになったことも報告されている。新要素とともに細やかな修正・調整がおこなわれ、より没入感が高まったといえそうだ。

新ロケーション「桜島」など、さまざまな要素が実装された『パルワールド』。目玉となる新要素がいくつも登場した傍らで、細やかな便利機能追加や調整もおこなわれたようだ。長めのパッチノートも公開されているものの、まずは遊んで変化を確かめてみるのもいいかもしれない。

パルワールド』は、Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)向けに早期アクセス配信中。Xbox Game Pass(PC/コンソール/クラウド)にも対応している。Steamではサマーセールの対象となっており、定価3400円のところ25%オフとなる2550円で販売中だ(いずれも税込)。