『ペルソナ5X』、ユーザー不満を受けて「報酬」改善へ。バージョンアップログインボーナス増加、アップデート記念プレゼントも調整し詫びアイテム配布
放送された公式番組「Persona X-Stream ver. 1.2」では、まずプレイヤーの意見や要望に対する説明がおこなわれた。

セガは7月23日、『ペルソナ5: The Phantom X』の最新情報を公開した。バージョンアップでのログインボーナス配布アイテムが、中国・アジア版とおよそ同数になるよう調整。アップデート記念プレゼントの内容も、自在結晶300個へと変更されるそうだ。
『ペルソナ5: The Phantom X』は、『ペルソナ5』の世界観をベースとした、心のダンジョンを冒険するRPGである。本作の主人公は、私立己刮学園高等学校に通う高校2年生だ。主人公は、時折見える「最悪な未来」の謎を追いながら、学生と怪盗の二重生活を過ごしていく。欲望が失われつつある世界で、主人公は何を望むのか。海底トンネル風のベルベットルームや、異形たちの跋扈するメメントス、オリジナルの『ペルソナ5』のキャラクターも登場。要素としてはいわゆるガチャシステムや、ターン制のバトルなども採用されている。『ペルソナ5』の世界観をベースとした新たなストーリーが繰り広げられる。

放送された公式番組「Persona X-Stream ver. 1.2」では、まずプレイヤーの意見や要望に対する説明がおこなわれた。まずバージョンアップでのログインボーナス配布アイテムについては、バージョンアップログインボーナスと、ルフェルデイリー支援をあわせて、先行して配信中の中国・アジア版とおよそ同数になるよう調整されているという。アップデート記念特別プレゼントは、自在結晶100個とコーヒーエイド1個から、自在結晶300個へ変更。アップデート記念特別プレゼントの変更については、今後のバージョンアップでも自在結晶300個になるそうだ。
怪ドルドラフトへのキャラクター追加タイミングについては、ハーフアニバーサリーなど記念のタイミングを予定しているそうだ。運営としては、バージョンアップで追加されていく各星5キャラクターには、一定期間輝くタイミングを作りたいのだという。キャラクターごとの差をなるべくなくしたいという観点からも、怪ドルドラフトへの追加は記念のタイミングになるとのこと。実際の入手タイミングについては、半年後までないわけではなく、今後の復刻や入手タイミングについては改めて用意されるそうだ。また生放送でのプレゼントとして、自在結晶300個もプレゼントされる。スペシャルコスチュームについても、放送内にて恒常のショップから、自在結晶での入手となる旨が案内された。


本作では中国・アジア版と、日本を含めたグローバル版で異なる部分が存在。そうした部分も含めて、プレイヤーから不満の声も挙がっている。今回は運営チームから、プレイヤーの意見を受けての方針や改善などが、謝罪と共に明かされた形だ。たくさんの意見や感想への感謝として、プラチナチケット10枚とプラチナチケミリコイン10枚のプレゼントもおこなわれる。また今後の変更としては、バージョン2.0以降のアップデートの最適化も検討されているという。アップデート頻度が高い、なかなかゲームに追いつかないといった声を受けて、変更が検討されているそうだ。なお運営チームとしては、今回の放送ですべてが説明できたとは思っていないとのこと。本作では、今後も改善が進められていくそうだ。

そのほかバージョン1.2では、『ペルソナ5』オリジナルイベントとして、『P5X』の怪盗団とオリジナルの心の怪盗団が、『P5』のパレスと似た場所で協力するイベントが開催される。新キャラクターとして、心の怪盗団のメンバーである喜多川祐介も登場予定。ボスチャレンジなども予定されているそうだ。
『ペルソナ5: The Phantom X』は、PC(Steam/Google Play Games)/iOS/Android向けに配信中。バージョン1.2は、7月24日に配信予定だ。