失踪事件湖・釣りホラー『Out Fishing』正式発表。湖畔キャンプで釣り三昧、しかし“見つけてはいけなかったモノ”を釣ることに

Mūn Mūn Gamesは6月17日、『Out Fishing』を正式発表した。ホラー要素を含む一人称視点の釣りゲームだ。

デベロッパーのMūn Mūn Gamesは6月17日、『Out Fishing』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ストアページによればゲーム内は日本語表示に対応予定。発売日は未定だ。

『Out Fishing』はホラー要素を含む一人称視点の釣りゲームだ。失踪事件があったキャンプ場を訪れたプレイヤー。のどかな自然が広がる湖畔には失踪事件の痕跡が残されており、プレイヤーは広大なフィールドを探索しながら手がかりを集め、事件の真相を追っていく。

本作では昼夜のサイクルや天候がダイナミックに変化し、それによって釣れる魚の種類や現れる脅威は異なる。釣り竿を用いた一本釣りだけでなく、投網を使った漁などさまざまな釣りが楽しめるようだ。釣った魚を売ることでお金を稼ぎ、道具や乗り物、釣りの技術をアップグレード。徐々にさらに奥地の危険なエリアへと足を踏み入れられるようになるという。美しい自然の中でキャンプを設営し、サバイバル生活をしていく。

昼はゆったりとした釣りシミュレーションゲームだが、日没後明かりが消えると、あたりをうごめく危険な存在から逃れる心理的ホラーゲームへと変貌する。プレイヤーは毎晩、不可解な出会いを通して、悪夢のような恐怖に襲われることになるという。なお、たった一つの恐ろしい目標として「決して見つけてはならなかったものを釣る」ことが示されており、この地の背景とあわせ、なんだか嫌な予感が漂う。

本作は個人デベロッパーのMūn Mūn Gamesが開発を手がけ、UNIKAT Labelが販売をおこなう作品。5月21日にSteamストアページが公開され、このたびSteamでのセールイベント「Steam 釣りフェス」にあわせて正式発表されたかたち。Mūn Mūn Gamesによれば、本作は『Alan Wake』や『サイレントヒル』などのゲームからインスピレーションを得て制作されたとのこと。一人称視点の釣りシムとホラーという珍しい組み合わせのゲームとして期待が高まる。詳細や発売日については続報を待ちたい。


『Out Fishing』はPC(Steam)向けに発売予定。

Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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