ゲームのエゴサ自動化ツール「Oreo(オレオ)」、ついにスマホ操作に対応。プレイヤーの反応からバグ報告まで、いつでもどこでもチェック可能に

SNS監視・分析ツール「Oreo(オレオ)」について、スマホ操作に対応するアップデートが実施された。そのほか、Steamコミュニティの収集にも対応した。

AIQVE ONEは、同社がサービス運営をおこなっているSNS監視・分析ツール「Oreo(オレオ)」について、新機能をリリースした。エゴサーチ自動化について、収集データの設定・確認がスマートフォンから操作可能になり、またSteamではレビュー以外にも、コミュニティ内の投稿も収集できるようになった。

「Oreo」は、ゲームやサービスのユーザーがSNSに投稿した感想・意見を自動収集し、AIが分析するSNS自動監視ツールだ。ユーザーや市場の動向の把握、スピード感のあるサービス改善、市場不具合の早期発見などに向けた情報収集が可能。自動での24時間検索、およびもれなく正確な収集・分析ができ、エゴサーチを効率化し人的コストを軽減すると謳われている。

XやDiscordといったSNSのほか、Steamのレビューにも対応。有料プランではTeams、Slackなどチャットも監視対象としてデータ収集ができる。「Businessプラン」ではユーザーの要望に沿ってプランの最適化も可能だ。

「Oreo」ではこれまで基本的にPCでの操作を想定しており、ゲーム開発者向けのサービスとして展開されてきた。しかし今回のアップデートにて、スマートフォンでの操作にも対応。アカウント作成をはじめとして、収集キーワードの設定、ダッシュボードの確認が可能になった。このことによりマーケティング担当者や接客業の方でも外出先などで、場所を選ばずにバグ/不具合情報を確認できるようになるとされている。

このほかSteamコミュニティの収集にも対応。Steamレビューに加え、コミュニティ内でバグ報告スレッドなどが立てられた場合にもチャット通知を受け取ることができ、素早い対応が可能となるだろう。

今回のアップデートで、より簡単にバグや不具合情報にアクセスしやすくなり、アプリケーションそのものの取り回しも良くなったといえるだろう。本アップデートではこのほかにもUI/UXやサービスサイトのリニューアルも実施されており、ゲーム開発に携わる人にとって心強いツールとなっていきそうだ。

Oreo(オレオ)」は、無料のFreemiumプラン、および有料のSmall/Medium/Largeプランにて提供中。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

記事本文: 1597