浮島サバイバルクラフト『Aloft』初の大型アプデ実施。多彩な小動物や謎の新浮島、マルチプレイしやすい「共有本拠地」などいろいろ実装

Astrolabe Interactiveは3月12日、『Aloft』に向けて初の大型アップデート「小動物と不思議の島」を配信開始した。小動物や新たな浮島など、さまざまな新要素が実装されている。

デベロッパーのAstrolabe Interactiveは3月12日、『Aloft』に向けて初の大型アップデート「小動物と不思議の島」を配信開始した。本アップデートでは可愛らしい小動物や、それらを取り巻く新建築。新たな種類の浮島「不思議の島」の実装やコミュニティ要望の厚かった共有本拠地や遊びやすさ(QoL)の向上を含めた大型アップデートとなっている。

『Aloft』は浮島を舞台としたサンドボックス・サバイバルゲームだ。ソロプレイおよびに最大8人でのオンライン協力プレイに対応している。本作の舞台となる世界では大型のハリケーンが発生しており、浮島はその風の力を受けて周囲を漂っている。島々のなかには生命を脅かすクリーチャーが生息しているものが存在し、プレイヤーは空を巡りつつ、島を浄化することで島々の環境と自然を守っていくこととなる。また浮島でのサバイバルで発見できる失われた知識を発見することで、隠された過去の秘密を解き明かしていくこともできる。


このたび公開された本作初となる大型アップデート「小動物と不思議の島」においては、新たに複数の小動物が実装された。小動物にはハチ、蝶、コウモリ、カエルやトカゲなどが実装されている。公開されたトレイラー映像においては、カエルが身体を膨らませることで空中を浮遊したりするなど、浮島での生態系に適応した豊かな姿を確認することができる。小動物たちは網や餌を使っておびき寄せることで捕獲が可能となるようだ。小動物は模様や色が多様に存在しており、なかには珍しい種類のものもいるとのこと。確保した小動物は動物用ベルで呼んだり、移動させたりすることもできる。

また小動物たちは浮島の自然環境(エコシステム)においても重要なカギとなるようだ。プレイヤーは小動物を集めながら、新たに実装された新建築を建設することが可能。ハチミツや蝋を入手するための「ハチの巣」や、小動物を展示することができる「ヴィヴァリウム」など。プレイヤーはエコシステムの一環である小動物を管理しながら、彼らの恩恵を受けることができるだろう。

「小動物と不思議の島」では、新しい種類の浮島も実装されている。「不思議の島」と呼ばれる浮島は、ワールドに固定して出現し、不思議の島でしか獲得できないユニークな報酬や発見があるとのこと。現段階では2種類の不思議の島が実装されているようだ。

また本アップデートではコミュニティからの要望が厚かった「共有本拠地」も実装されている。共有本拠地はマルチプレイに参加中の全プレイヤーがオーナーの許可なしに協力、建設、テレポートが可能となる区画となっている。プレイヤー同士のスムーズな協力が可能となったことで、拠点建設の楽しみが一段と増えそうだ。なお共有本拠地はいつでも私有本拠地に戻すことも可能。ただし現時点において共有本拠地はワールドに固定されており、ワールドからの出し入れをおこなうことはできないようだ。

本アップデートでは、ほかにも起動時間に応じてゲームのパフォーマンスが低下してしまう重大な不具合が修正。ボーダーレスウィンドウ時における不具合やゲーム内のバグにおいても複数の修正がなされているため、さらなる詳細については公式パッチノート(英文)を参照されたい。

『Aloft』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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