「群玉県」オープンワールドレースゲーム『JDM: Japanese Drift Master』5月21日に発売延期へ。“サプライズ”を用意しつつ、約2か月延期

4DivinityおよびBeep Japanは3月11日、日本が舞台のオープンワールドレースゲーム『JDM: Japanese Drift Master』の発売日を5月21日に延期すると発表した。約2か月の延期となる。

4DivinityおよびBeep Japanは3月11日、『JDM: Japanese Drift Master』の発売日を5月21日に延期すると発表した。本作は当初3月26日に発売が予定されていたため、約2か月の延期となる。なお本作の対応プラットフォームはかわらずPC(Steam/GOG.com/Epic Gamesストア)で、ゲーム内は日本語に対応予定。

本作は、日本・本州の架空の県「群玉県」を舞台とするオープンワールドレースゲームだ。開発はポーランドに拠点を置くGaming Factoryが手がけている。群玉県は250キロ以上とされる広大なオープンワールドとなっており、プレイヤーはストーリー仕立てのイベントやクエストをこなしていく。


マップには曲がりくねった峠道のほか、田舎の街並みから賑やかな都市部まで、変化に富んだ道路が用意されるという。ダイナミックに移り変わる天候や昼夜のサイクルなども存在し、さまざまな風景の中愛車を飛ばすことになるようだ。そうした舞台で展開されるストーリーは、漫画仕立てで描かれていく。

作中の登場車としては、マツダ、日産、SUBARU、HONDAなどの車を含む30種類以上のライセンスカーが収録(関連記事)。駆動音は本物の車からオリジナル・レコーディングで収録され、独自技術で再現されているという。運転においては物理演算のリアルさもアピールされており、「ブレーキ時の車両の重み」が重視されているとのこと。ドライビングホイールを含めた多くのドライブゲームハードウェアに対応するプリセットが用意され、随時に追加されていく見込みだ。


本作は3月26日の発売が予定されていたものの、このたび5月21日に延期となることが発表された。本作は「クオリティ」を最重要視して開発が進められており、すべての道路や車、ドリフト体験を細部に至るまで作り込んできたという。そして慎重に検討を重ねた結果、さらなるブラッシュアップの時間を確保するために延期を決断。延期で確保した期間で、発売初日からプレイヤーの期待に応える、あるいは超える、忘れられない体験の提供を目指すとのこと。

なお今後数週間以内に、チューニングシステムなど本作の機能の詳細が明かされる見込み。「サプライズ」も用意されているとのことで、約2か月の発売延期となるもののその間の続報に期待したい。

『JDM: Japanese Drift Master』は、5月21日にPC(Steam/GOG.com/Epic Gamesストア)向けに発売予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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