チェルノブイリ・オープンワールドRPG『Chernobylite 2: Exclusion Zone』発表。オンライン協力対応、高評価な前作からいろいろ進化する荒廃世界サバイバル


デベロッパーのThe Farm 51は8月13日、『Chernobylite 2: Exclusion Zone』(以下、Chernobylite 2)を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/コンソールで、2025年に発売予定。Steamストアページ表記によると、日本語表示にも対応する見込みだ。

本作は、SFサバイバルホラーRPG『Chernobylite』の続編だ。舞台となるのはオープンワールドとして構築されたチェルノブイリ(チョルノービリ)立入禁止区域。プレイヤーは希少な高エネルギー物質「チェルノブライト」を求めるplanewalkerとしてチェルノブイリを探索。生存者を仲間にしながら生き延びることになる。なお本作はシングルプレイキャンペーンを軸にしつつ、オンライン協力ミッションも用意されているそうだ。


『Chernobylite 2』では属性や技を選びながら、プレイヤーキャラを成長させることが可能。近接攻撃特化、あるいはスナイパーといった風にビルドを構築できるようだ。また人々を威圧する、あるいは正論を好むといった風に、会話に関わる性格を選べることも示唆されている。このほか「Planewalking」というシステムを用いることで、キャラのビルドを瞬時に切り替えることができるという。ビルドを状況にあわせて変化させ、有利に戦えるシステムになりそうだ。

また本作では仲間を集めて拠点を構築することが可能。仲間に任務を割り当てることで、役立つ装備の作成や武器のアップグレードなどをおこなってくれるという。また仲間との信頼を深めればそれぞれの潜在能力を開花させられるそうだ。

このほかチェルノブイリ立入禁止区域には複数の派閥が存在。プレイヤーは彼らと交渉し、影響力を高めていくこともできるという。またプレイヤーのあらゆる行動は派閥に影響を与えるとのこと。

 


本作を手がけるのはポーランドに拠点を置くThe Farm 51。2021年に正式リリースされた前作『Chernobylite』は本稿執筆時点のSteamユーザーレビューで約1万件中82%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。個性的なキャラたちが織りなす、選択肢によって変化するストーリーや、退廃美を感じられる精細なグラフィックなどが評価を受ける作品だ。

今回発表された『Chernobylite 2』ではオンライン協力ミッションや発展した拠点構築要素などが盛り込まれ、野心的な進化を遂げるようだ。このほかSteamストアページ上のgif動画を見るに、前作では一人称視点であったゲームプレイが三人称視点に変化するのかもしれない。続報にも注目したい。

『Chernobylite 2: Exclusion Zone』はPC(Steam)/コンソール向けに2025年発売予定だ。