『鬼武者』リマスター版、アプデで「修羅モード」実装。過酷一撃死モードが、『鬼武者2』リマスターに先がけて到来

カプコンは4月23日、『鬼武者』リマスター版に向けて無料アップデートを配信し、新難易度「修羅モード」を追加した。本作の対応プラットフォームはPC（Steam）/Nintendo Switch/PS4/Xbox One。

本作は2001年にPS2向けに発売されたアクションゲーム『鬼武者』のリマスター版だ。舞台となるのは戦国時代、幻魔と呼ばれる怪物が存在する世界。プレイヤーは主人公の明智左馬助として、幻魔らと戦いを繰り広げる。主人公・左馬助のモデル兼声優には俳優の金城武氏が起用されており、ゲーム内容としては、一撃必殺のカウンター「一閃」を中心とした剣戟アクションが特徴だ。

『鬼武者』のリマスター版である本作は、グラフィックが原作より鮮明化し、16：9の画面表示への対応が実施。また主人公役の金城武氏は続投しつつ声優陣も一新され、キャラクターボイスも新録されている。さらに左スティックでキャラの操作が可能となるなど、各種要素に調整や変更がおこなわれた作品だ。

そんな2018年12月に発売された本リマスター版に向けて、なんと今回アップデートが配信。新たな難易度として「修羅モード」が追加された。同難易度は敵の攻撃を受けると、ダメージの大小にかかわらず一撃でゲームオーバーになるという高難易度モードだ。クリアすることで武功目録「修羅」が獲得できるという。

『鬼武者』シリーズは来月5月23日に『鬼武者2』のリマスター版が発売予定となっており、「修羅モード」も同作向けの新モードとしてこれまで発表されていた。続編リマスター版の発売が一か月後に控えるこのタイミングで、本作『鬼武者』リマスター版にも高難易度モードがサプライズで実装されたかたちとなる。ちなみに『鬼武者2』リマスター版の発売と同時に、本作とセットになった「鬼武者1+2 パック」も発売予定となっている。興味のある人は続編とあわせて買って、両作の高難易度モードに挑戦してみるのもよいだろう。

『鬼武者』リマスター版はPC（Steam）/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに配信中だ。