『鬼武者2』リマスター版、5月23日発売へ。新たに高難度「修羅」モード実装、美しく・遊びやすく蘇る
カプコンは2月13日、『鬼武者2』のリマスター版を5月23日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPS4/Xbox One/Nintendo Switch/PC(Steam)。
『鬼武者2』は、2002年3月にPS2向けに発売された和風アクションアドベンチャーゲーム。舞台となるのは前作の13年後、戦国時代の日本だ。本作の世界では織田信長が桶狭間の戦いの直後に命を落とし、地下深く棲息する幻魔の力で蘇っていた。前作にて信長は明智左馬介により討ち倒されたが、新たな幻魔王として復活。信長の脅威に晒された幻魔が蔓延る世の中で、今作では新たに柳生十兵衛を主人公とする物語が描かれる。
本作では、主人公のモデルとして亡き松田優作氏を採用。柳生一族として鬼の力を宿す十兵衛が、仲間たちと繰り広げる旅路が展開される。バッサリ感を持ち味とする前作のアクションなどを踏襲しつつ、新たな武器や必殺技を追加。また仲間との交流要素もあり、お助けキャラとしてプレイヤーに協力してくれるシステムも特徴だ。
今回、本作のリマスター版が5月23日に発売されることが告知された。あわせてリマスター版の追加要素なども公開。まずリマスター版では、3Dキャラクター、エフェクト、ムービー、背景、UI、フォントといったすべての要素を高画質化。ゲームプレイ中の画面比率を「16:9」「4:3」に切り替えることも可能だ。
さらにリマスター版では、新モード「修羅」が導入される。一撃でも攻撃を受けると死亡する高難易度モードだという。このほか初期状態から「易しい」モードが解放済みになっていたり、デモシーンのスキップ機能やオートセーブ機能、メニューを開かずに武器切り替えができる簡易武器切り替え機能など、遊びやすさの向上も施される。
『鬼武者2』リマスター版はPS4/Xbox One/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに5月23日に発売予定。同日には前作リマスター版とセットになった「鬼武者1+2 パック」も発売される見込みで、『鬼武者2』リマスター版では前作リマスター版のセーブデータ特典「十兵衛:左馬介装備」も用意される。
なお『鬼武者』シリーズからは、完全新作となる『鬼武者 Way of the Sword』がPS5/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに2026年に発売予定。宮本武蔵が主人公となり、本日は1stトレーラーにて新たなゲームプレイ映像も披露された。こちらの続報にも注目したい。