ワンターン必殺カードゲーム『One Turn Kill』Steam上でお披露目。敵にターンを回すと負けになる、1ターン決着バトル

わくわくゲームズは10月23日、『ワンターンキル(One Turn Kill)』のSteamストアページを公開した。ストアページによると、同作は2025年にリリース予定。Nintendo Switch版もリリース予定であるそうだ。

わくわくゲームズは10月23日、『ワンターンキル(One Turn Kill)』のSteamストアページを公開した。ストアページによると、同作は2025年にリリース予定。Nintendo Switch版もリリース予定であるそうだ。

『ワンターンキル』は、カード20枚のデッキを使って敵をワンターンで倒す、1人用のカードゲーム作品だ。本作では荒廃した世界を舞台に、主人公と強大な敵の戦いがカードゲームとして展開される。バトルではさまざまなカードを使用。敵のHPを削り切ることを目標に、コストや特殊効果の設定されたカードをプレイしていく。基本的なゲームプレイについては、PvEのカードゲーム作品となっているようだ。


ただし本作では敵ターンを回すと、反撃によって主人公が敗北してしまう。さらにカードをプレイする際には、コストとしてデッキからカードをドローする必要がある。ドローソースが潤沢な代わりに、20枚の限られたデッキが切れるとカードがプレイできなくなるのだろう。20枚のデッキをコストとしても活用し、ワンターンで敵を倒すカードゲームが繰り広げられるのだ。


本作のカードやスキルには相性があり、上手く組み合わせるとシナジーによって強力な効果を発揮するという。スクリーンショットを見る限りでは、手札のカードの攻撃力を引き上げるカードや複数回攻撃のカード、コストを下げるカードや手札をデッキに戻すカードなどが確認できる。詳細は不明ながら、本作にはデッキの編集機能も用意されている。本作ではカード同士の相乗効果やコンボも考慮して20枚のデッキを組み上げ、物語の結末を目指すわけだ。

そのほか本作では、登場する敵が手札をプレイする度にHPが増加するなど、特殊能力を所持しているようだ。ドット絵で描かれた主人公や敵キャラクター、カード使用時に連動して動くアニメーション、ゲームのスピード感にマッチしたBGMなども特徴だろう。


本作は、制作チーム電電(DenDen)が開発している。もぐらゲームスの記事によると、本作は東京科学大学デジタル創作同好会traPにて2021年に実施されたハッカソンの参加作品「OneTurnKill」の改良版なのだという。これまで本作はX(旧Twitter)上での動画公開や、「東京ゲームダンジョン外伝」への試遊出展がおこなわれてきた。今回Steamストアページ公開と共に、2025年のリリース予定が明らかとなっている。

また本作は、10月27日に東京・浜松町で開催予定の「東京ゲームダンジョン6」にβ版が出展予定。わくわくゲームズのプレスリリースによると、本作はNintendo Switch向けにもリリース予定であるそうだ。

『ワンターンキル』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに開発中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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