傑作メタ2D探索アドベンチャー『OneShot: World Machine Edition』Steam向けに10月1日発売へ。Steam Deckに完全対応、新規要素もひっさげて登場
パブリッシャーのKOMODOは9月3日、『OneShot: World Machine Edition』をPC(Steam)向けに発売すると発表した。リリース日は10月1日を予定している。日本円での価格は明らかになっていないが、通常価格は9.99ドルで、日本語表示に対応する。本作は2022年9月にNintendo Switch/PS4/Xbox One向けに発売されており、今回はそのPC向け移植版となる。
『OneShot: World Machine Edition』(以下、OneShot: WME)は、Future Catが手がけたPC向け2D探索アドベンチャーゲーム『OneShot』に追加要素を加えたコンソール向け移植版だ。今回、Steam向けに逆輸入されるかたち。本作の舞台となる世界では、数年前まで太陽があり、塔から光が大地へと降り注いでいた。しかし、ある時唐突に太陽が失われ、世界が暗闇に覆われてしまう。本作の主人公ニコは、そんな見知らぬ土地で目を覚まし、輝く電球を発見。世界の救世主として、光を取り戻す旅に出る。
ニコは光の失われた世界を巡るが、行く先にはさまざまな障害が待ち受けている。プレイヤーは神のような存在としてニコを導き、パズルや謎を突破。世界の“外側”にあるものも利用して、ニコの冒険をサポートしていく。またニコは、プレイヤーの存在に気づいており、時折プレイヤーに向かって語りかけてくる。プレイヤー自身がニコと歩む旅路も、本作の特徴のひとつだ。
本作のオリジナル版『OneShot』は、もともと2014年にフリーゲームとしてリリースされ、2016年にはPC(Steam)向けに同名でリメイクされたバージョンが展開されていた。同作はニコとの旅路やPCの仕組みを利用したギミックなどが高い評価を獲得。本稿執筆時点でSteamユーザーレビューでは約4万2300件中98%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。
そしてそのコンソール向け移植版として『OneShot: WME』がリリース。PCならではのギミックが存在していたところを、「ワールドマシン」なるOSのような仕組みで再現。コンソールでもPC同様のギミックを体験できるようになっていた。今回本作がPC(Steam)向けに展開されるにあたり、Steam Deckにも対応。デバイスを問わず、『OneShot』のギミックを楽しめるだろう。
なおPC向けに展開される『OneShot: WME』には、カットシーンのギャラリーや、ゲーム内の架空のOS「ワールドマシン」のデスクトップ壁紙などが登場。さまざまな追加機能が登場し、進化しつつ再びPC向けに展開されるかたちだ。
『OneShot: World Machine Edition』はPC(Steam)向けに10月1日リリース予定。Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けにはすでに販売中だ。通常価格は9.99ドルとなっており、日本円の価格は現時点で不明だ。またSteamにて『OneShot』を購入しているユーザーには、ローンチウィーク中は4.99ドルにて購入可能になるとのこと。