オープンワールド自動化サバイバル『オメガクラフター』5月15日ついに正式リリースへ。新バイオームや「プログラミングの祠」、クリエイティブモード追加など追加要素てんこ盛り

Preferred Networksは4月8日、『Omega Crafter(オメガクラフター)』を5月15日に正式リリースすると告知。5番目のバイオームとなる「ロストワールド」や、お題に沿ってプログラムを組む「プログラミングの祠」などが追加される予定だ。

Preferred Networksは4月8日、『Omega Crafter(オメガクラフター)』を5月15日に正式リリースすると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込2800円。正式リリースにあわせて、5番目のバイオーム追加を含むアップデートが予定されているそうだ。

『Omega Crafter』は、ロボットたちのプログラムを組んで自動化を進めていく、オープンワールドサバイバルクラフトゲームである。本作の舞台は、謎の妨害プログラムによって開発が難航しているゲームの世界。プレイヤーは、プログラム可能な相棒のグラミーなどと共に、ゲーム世界を一緒に冒険。素材を集めて拠点を作り、強大なボスを倒してゲームの完成を目指していく。

ゲーム世界には複数のバイオームがあり、さまざまなモンスターや素材などが点在している。プレイヤーはプロシージャル生成された広大な世界を探索し、各地での冒険や収集を進めていくわけだ。

また本作では、登場するロボットたちの行動をプレイヤーが決定できる。ロボットのグラミーたちには、「~を拾う」「ずっと繰り返す」など、命令の書かれた多数のブロックが用意されている。命令を組み合わせてロボットの行動をプログラミングすることで、ロボットの行動を設計。素材の収集から拠点の建設、農業まで、プログラム次第でゲーム内のさまざまな要素を担当させられる。本作では、プレイヤーがロボットたちのプログラムを組むことで、自動化や効率化が進められるわけだ。

本作を手がけるPreferred Networksは、東京などで活動する機械学習系のベンチャー企業だ(関連記事)。ゲーム内には、同社の開発したプログラミング教材「Playgram」のノウハウが活用されており、初心者からプログラミング経験者まで、効率化や自動化の利点が感じられるように制作されているそうだ。

また本作は、2024年3月にSteamにて早期アクセス配信が開始された。記事執筆時点では、ユーザーレビュー344件中83%の好評を獲得。グラミーを活用した自動化や、プログラミング要素などが好評につながっているようだ。

本作では5月15日の正式版リリースにあわせて、アップデートが予定されている。大きなコンテンツとしては、ゲーム内に5番目のバイオームであるロストワールドが登場。廃墟化した近未来的な建造物が点在する土地では、降り注ぐ隕石から身を守りながら探索を進める必要があるようだ。ロストワールドでは、条件が揃うと最後のボスとの戦闘も可能とされている。そのほか決められたお題に沿ってプログラムを組む「プログラミングの祠」や、50種類以上の素材追加やクリエイティブモードの実装、システム・パフォーマンス改修なども予定されているそうだ。

『Omega Crafter』はPC(Steam)向けに、5月15日正式リリース予定。通常価格は税込2800円となっている。また正式リリースにあわせて、Steamにてサウンドトラックも配信予定。各バイオームのフィールド曲やバトルBGMなど、全19曲が収録されているそうだ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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