海上石油プラットフォーム運営シム『Oil Rig Simulator』発表。作業員として働きつつ全体も運営、事故ってどうしようもなくなったら脱出する
パブリッシャーのPlayWayは10月10日、『Oil Rig Simulator』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。
『Oil Rig Simulator』は石油リグを運営するシミュレーションゲームだ。プレイヤーは海上の石油掘削施設で生活しながら、プラットフォームが円滑に稼働できるよう管理していく。
ゲームプレイは、一人称視点と見下ろし型の視点が入り混じったものになるとのこと。プレイヤーはひとりの作業員としてさまざまな業務をこなしつつ、管理者としてプラットフォームを運営していくことになるようだ。作業員としては大型機械などを操作し、石油を掘削してコンテナに載せ、貨物船に積み込むまでの一連の作業を体感できるようである。
一方の管理者としては、施設を建築して石油リグを構築していくことになる模様。掘削のための施設を建てるほか、作業員の生活スペースを築いたり新たな油田を探したりして、スタッフを管理しながら利益をあげていくことになるようだ。プレイヤーの決断は重大な帰結をもたらすといい、作業員の安全はプレイヤー次第であるという。
そんな本作の石油リグではトラブルも頻発し、悪天候や機械の故障などに立ち向かう必要があるとのこと。プレイヤーはたとえば作業員として海中で溶接をおこなったり、あるいは管理者として設備をアップグレードしたりして、それぞれのトラブルに対応する必要があるようだ。ときには石油が漏れ火災になるなど、重大な事故が起きることもあるという。手の付けられない事態となってしまったときのため、脱出ポッドなども用意しておく必要があるようだ。
本作を手がけるWoodland Gamesは、ポーランドに拠点を置くゲームスタジオだ。20名超のスタッフでゲーム開発をおこなっているという。過去には検死シミュレーター『Autopsy Simulator』や地獄コロニー運営ゲーム『Hell Architect』などを制作している。本作『Oil Rig Simulator』の一人称視点でのリアルな体験や施設全体の運営といった要素は、それぞれ過去作のノウハウが活かされているのだろう。
『Oil Rig Simulator』はPC(Steam)向けに配信予定だ。配信時期は未定。またストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。