NVIDIA、テクノロジー見本市「CES 2026」にて“新GPUの発表はしない”ときっぱり。国際的メモリ供給不足などの影響もあってか
NVIDIAは1月6日、「GeForce On コミュニティアップデート」にて、新GPUの発表はしないと明かした。

NVIDIAは1月6日、アメリカのラスベガスで開催されている「CES 2026」に関して、本日14時から「GeForce On コミュニティアップデート」として最新機能やパートナー製品などの発表をおこなうとのこと。一方で、その発表においては、新GPUの発表はしないと明かしている。
NVIDIAは半導体製品の開発/販売を手がける会社で、一般向けには主にゲーミングPCなどで用いられるGPUの「GeForce」シリーズで知られている。また近年ではクラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」やAIチャットボット「Chat with RTX」をリリースするなど、半導体に関連したさまざまなプロダクトなどを手がけている。
そんなNVIDIAは1月6日、テクノロジー見本市の「CES 2026」にて、「GeForce On コミュニティアップデート」と題して一般消費者向けに各種発表をおこなうと発表。ただし新しいGPUの発表がないこともあわせて明かされた。
なおこれまでのNVIDIAの動きとしては、「GeForce RTX 3000」シリーズが2020年9月に発表。2021年には3000シリーズのTi版が順次発表/発売されてきた。さらに「GeForce RTX 4000」シリーズが2022年9月に発表。2024年1月にはマイナーチェンジ版である「GeForce RTX 4000 SUPER」シリーズのお披露目もされていた。
そして直近では、次世代アーキテクチャ「Blackwell」を搭載した「GeForce RTX 5000」シリーズが昨年1月の「CES 2025」にて発表(関連記事)。およそ1年ごとに大きな発表がおこなわれてきた背景も踏まえて、今冬に「GeForce RTX 5000 SUPER」シリーズが登場するとの噂も飛び交っており、今回の「CES 2026」でも新GPUに関する情報の公開も期待されていたが、それが新情報公開前に直接否定されたかたちだ。

ちなみに昨今の半導体に関連する事情としては、AI分野の成長に伴うデータセンターにおけるメモリ・ストレージの需要の急増にて「メモリ不足」が発生している状況がある。すでに半導体企業Micronはコンシューマー向け事業「Crucial」を撤退しAIデータセンター向け事業に注力(関連記事)。PCブランドのDell、ASUSも一部製品の価格改定をおこなうなど、各所に影響が及び始めている様子もうかがえる(関連記事1、関連記事2)。NVIDIAについても、公式には明言されていないものの、おそらくそうしたメモリ供給不足の影響も考えられそうだ。また「GeForce RTX 5000」シリーズの展開をもうしばらく継続していくという方針もあるのかもしれない。いずれにせよ現行のメモリ高騰についてはしばらく続くと目されており、今後のNVIDIAの動向についても注目されるところだ。
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