「仏教用語」を言うと即死ゲーム『仏教用語禁止クエスト』無料公開され話題に。魔王退治したいのに“魔王”とも言えない

がっかり亭氏は1月3日、ノベルゲーム『仏教用語禁止クエスト』を無料で公開した。物語中では、「魔王」などの仏教由来とされる言葉を発すると死んでゲームオーバーになってしまう。

個人ゲーム開発者のがっかり亭氏は1月3日、ノベルゲーム『仏教用語禁止クエスト』を無料で公開した。対応プラットフォームはWindows(ノベルゲームコレクション)で、ブラウザ(PC/iOS/Android)でのプレイにも対応している。

『仏教用語禁止クエスト』は、短編のノベルゲームである。プレイヤーは元アラフォーの男性として、ひょんなことから異世界に転生して魔王を倒すことになる。ただし転生先の異世界で仏教に由来する言葉を発すると、世界の修正力のようなものが働いて死んでしまう。プレイヤーは会話中にうっかり死んでしまわないよう気をつけながら、世界を救うのだ。なお、魔王は仏教由来の言葉である。

ゲームは台詞を読み進め、選択肢の中から正しいものを選ぶことで進んでいくノベルゲーム形式だ。先述のとおり、仏教に由来する言葉を発すると即座に死んでゲームオーバーとなり、タイトル画面まで戻されてしまう。セーブについては手動でおこなう必要があるため、選択肢が出てきた場面では右下の歯車マークからセーブしておくとスムーズにプレイできるだろう。メッセージスキップ機能もあるため、セーブせずとも支障はそれほど大きくない。

ちなみに誤って仏教用語を発した場合、即座に死んでしまうが、元はどのような意味合いで使われていた言葉なのか解説を読むことができる。無事に世界を救った後には、再びプレイしてさまざまな言葉の由来を見てみるのも、おもしろいかもしれない。

そんな本作は公開後にたちまち注目を集め、ノベルゲームコレクションの新作ランキングで1位を獲得。ブラウザでのプレイも可能な作品だが、本稿執筆時点で1万回以上ダウンロードされている。こうした反響の大きさには開発者のがっかり亭氏も驚いている様子だ。なおがっかり亭氏によれば、ライトノベルなどで時折問題提起される、「ファンタジー世界に仏教用語が通じるのか」という話題に対し、実際に仏教用語を禁じて物語が成立するのか、というコンセプトで手がけられたのだという。

そんな『仏教用語禁止クエスト』について、ゲームインフルエンサーのロッズ氏が本作を紹介するSNS上の投稿は4000回以上のリポストと1万3000回以上のいいねを獲得し話題となっている様子だ。ゲームの公開ページに寄せられている感想コメントやSNS上では、いかに死なずにクリアするかがおもしろいと評価されているほか、言葉の由来の解説が勉強になる点やキャラクターデザインも好評のようだ。

仏教用語禁止クエスト』は、PCおよびブラウザ(PC/iOS/Android)向けに無料で公開中だ。

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。

Naoto Morooka
Naoto Morooka

1000時間まではチュートリアルと言われるようなゲームが大好物。言語学や神話も好きで、ゲームに独自の言語や神話が出てくると小躍りします。

記事本文: 318