「ゲゲゲの鬼太郎」ホラーゲーム『ノロイカゴ ゲゲゲの夜』Steam向けに発表。東映アニメーション発、最大4人協力プレイの本格和風ホラー
東映アニメーションは9月5日、株式会社トイジアムが手がける『ノロイカゴ ゲゲゲの夜』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年のリリースを予定している。また、本作は今年の9月26日から29日までの期間で開催される「東京ゲームショウ2024」に出展予定とのこと。本作は、東映アニメーションの作品を用いた初のインディーゲームとなる。
『ノロイカゴ ゲゲゲの夜』は、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」を原作としたオンライン協力型の脱出サバイバルホラーゲームだ。最大4人の協力プレイに対応している。
妖怪が徘徊する呪いの領域に閉じ込められてしまったプレイヤーは、仲間とともに襲いくる妖怪から逃げながら屋敷を探索する。屋敷に張られた結界を破壊し、呪いの領域から脱出することが本作の目的となる。
この呪いの空間を閉ざす結界を破壊するためには、屋敷に隠されたアイテムを集めて儀式を行う必要がある。また、妖怪を足止めするアイテムや倒れた仲間を復活させるアイテムなども存在。アイテムは、プレイするたびに異なる場所に配置されるとのこと。
さらにプレイヤーは妖怪だけでなく、徐々に身体を蝕んでいく「呪い」とも戦わなければならない。この呪いに侵されると、プレイヤーたちは半妖の姿に変貌してしまい、脱出することが一層困難となってしまう。呪いを解くには、プレイヤー同士の連携が必要不可欠だ。プレイヤーたちは協力して呪いを解除し、互いに助け合いながら脱出を目指すことになる。
開発を手がけるのはトイジアム。2.5Dアクションアドベンチャーゲーム『Gift』などを手がけてきた国内のゲーム会社だ。同作は沈みゆく豪華客船からの脱出を目指すゲームで、スーパーファミコン向け『セプテントリオン』を彷彿とさせる点などから注目を集めていた(関連記事)。ジャンルは違うものの、『ノロイカゴ ゲゲゲの夜』でも3Dグラフィックなどのノウハウが活かされているようだ。
本作のアートワークは、「ゲゲゲの鬼太郎」の原作者である水木しげる氏に強く影響を受けたものであるという。光と影の強いコントラストが特徴的であり、モノトーンが基調となった本作のビジュアルは、水木しげる氏が描いた原作漫画のイラストを彷彿とさせる。また、公開されたトレイラーの最後のシーンには鬼太郎とみられる人物も登場。原作「ゲゲゲの鬼太郎」とどのようなつながりがあるのか注目したい。
『ノロイカゴ ゲゲゲの夜』は、PC(Steam)向けに2025年配信予定だ。