『No Man’s Sky』新アプデでなんと3年ぶりに『Mass Effect』コラボ共同探検が復刻。PS5 Pro Enhanced対応、クロスセーブ実装など遊びやすさアップもいろいろ

Hello Gamesは現地時間11月7日、『No Man’s Sky』に向けて最新アップデートを配信した。本アップデートではPS5 Pro Enhancedへ対応したほか、『Mass Effect』シリーズとのコラボイベント「The Normandy Returns」が約2週間にわたって開催される。

Hello Gamesは現地時間11月7日、『No Man’s Sky』に向けて最新アップデートを配信した。本アップデートではプラットフォーム間のクロスセーブ機能が実装され、PlayStation 5 Pro Enhancedへ対応したほか、『Mass Effect』シリーズとのコラボイベント「The Normandy Returns」が約2週間にわたって開催される。なおクロスセーブ機能についてはまずは一部プレイヤー向けにテスト実装され、数週間をかけて正式実装される見込みだ。

『No Man’s Sky』は、2016年8月にPC/PlayStation 4向けに発売されたオープンワールド型のアクションゲームだ。のちにPS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けにも展開されている。舞台は広大な宇宙となっており、数々の惑星と宇宙がシームレスにつながっている。プレイヤーは謎の声に導かれ、宇宙の中心を目指して数々の惑星を渡っていく。まったく異なる生命体や気候が見られる惑星を探索して、宇宙の住人たちと交流する。そのほか新たな宇宙船を獲得したり、宇宙海賊と戦ったりと、自由に宇宙を冒険可能だ。


本アップテートで『No Man’s Sky』はクロスセーブ機能が全プラットフォーム向けに提供されている。これまで本作は、PC/コンソールの多岐にわたるプラットフォームで展開されてきたが、同じセーブデータではプレイできなかった。しかし本アップデートから本作はプラットフォームの垣根を越えて、シームレスにセーブデータを共有することが可能となった。

Hello Gamesの公式発表によるとクロスセーブは6か月をかけて密かに開発されてきたようだ。まずはベータテストとして一部プレイヤー向けに提供され、数週間をかけてすべてのプレイヤー向けに正式実装される予定とのこと。公式ウェブサイトから連携が可能となるようだ。

また本作は昨日11月7日に発売されたPS5 Proにも対応することが発表された。PS5 Proの超解像技術PlayStation Spectral Super Resolution(PSSR)により、本作では4K画質で60fps、8K画質で30fpsでのゲームプレイが可能になるとのこと。


さらに本アップデートでは、共同探検「The Normandy Returns」が実装される。「The Normandy Returns」はBioWareが手がけElectronic Artsにより展開されている『Mass Effect』シリーズとのコラボ共同探検イベントだ。報酬として、同作の宇宙船「SSV Normandy SR1」が用意されている。なお『Mass Effect』とのコラボ共同探検イベントは過去に、は2021年5月14日に『Mass Effect Legacy Edition』の発売を記念して「Beachhead」として開催されていた。同年12月にも再開催されたもののそれ以来実施されておらず、今回約3年ぶりの復刻となるかたちだ。興味のある人はこの機会にチャレンジして、SSV Normandy SR1の獲得を目指すのもいいだろう。そのほかアップデートの詳細は公式サイトのパッチノートを確認してほしい。

No Man’s Sky』はPC (Steam/Microsoft Store/GOG.com)/Nintendo Switch /PS5/PS4/Xbox Game Pass(PC/コンソール/クラウド)/Xbox Series X|S/Xbox One向けに提供されている。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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