ドット絵2Dガンアクション『Nitro Express』発表、Steamにて2025年発売へ。例外車両処理班による、弾薬無制限の破壊ミッション
弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは8月8日、『Nitro Express』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年発売予定。発表にあわせて、トレイラーが公開されている。
『Nitro Express』は、例外車両処理班が無制限の弾薬で自立型ドローンを破壊する、2Dサイドビュー・ガンアクションゲームである。本作の舞台は、東京特別行政区・内瀞市(ないとろし)だ。現実とは少し異なる大都市・東京では、自立型ドローンは日常へ溶け込み、コンパニオンと呼ばれていた。一方警察用語では、自立型ドローンを例外車両と呼称。内瀞市警察には、例外車両による重大な危険に備えた対コンパニオン専務部隊AVDS「例外車両処理班」も存在していた。本作では、そんな例外車両処理班の破壊ミッションが繰り広げられる。
例外車両処理班は、無制限の弾薬やガジェットなどによって、破壊ミッションを遂行する。本作では、携行できる銃弾は無制限である。グレネードなども例外ではなく、クールダウンを経ると再び使用可能になるという。装備としては、EMSパルスを放つラジコン・ドローンや自動攻撃タレット、対戦車ミサイルなど12種類のガジェットが存在。本作では銃火器や多数のガジェットを携え、無制限の銃弾によって目標を破壊するわけだ。
破壊対象としては、装甲車や戦闘ヘリといった大型装甲目標も登場する。装甲をもつ大型の相手にはライフルやSMGなどは効果は薄いが、高威力なガンやガジェットなら一撃で大ダメージを与えられる。また、大口径の銃は動いていると当たりづらいなど、本作では移動が正確性に影響を及ぼす。銃の性能を把握し、敵や状況に合わせて使い分けることで、破壊ミッションを遂行するのだろう。そのほか本作では、ステージ中の会話イベントがほぼすべて警察無線に集約されている。警察無線は無視も可能なため、ストーリーを電動歯ブラシの説明書だと思っているプレイヤーも安心して遊べるそうだ。
本作は、Grayfax氏によるGrayfax Softwareが手がけている。同氏の過去作としては、『Orangeblood(オレンジブラッド)』を2020年にリリース。Steamのユーザーレビューでは、310件中71%の好評を得てステータス「やや好評」となっている。プレイヤーからは、美麗なドット絵や個性的なキャラクター、世界観などが評価されていた。
同氏はX(旧Twitter)上にて、2020年ごろより2Dガンアクションゲームの進捗状況を公開していたが、正式なタイトルは明かされていなかった。今回『Nitro Express』として正式発表となったようだ。また本作では、例外車両処理班による銃撃戦や内瀞市の状況などがドット絵によって描かれている。前作同様、美麗なピクセルアートにも期待できそうだ。
『Nitro Express』は、PC(Steam)向けに2025年発売予定だ。