Nintendo Switch『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』体験版、8月20日から“三分割”の大ボリュームで配信へ。製品版にセーブデータ引き継ぎ可能


任天堂は8月16日、『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』(以下、笑み男)の体験版を8月20日に配信すると発表した。体験版は三段階にわたって配信予定で、8月23日および8月28日に遊べる章が追加される。また体験版のセーブデータは製品版に引き継ぎ可能となる見込みだ。

本作は、テキストアドベンチャーゲーム『ファミコン探偵倶楽部』シリーズの35年ぶりの新作だ。Nintendo Switch向けに8月29日に発売予定。本作は1988年にファミリーコンピュータ ディスクシステム向けに発売された『消えた後継者』、および1989年発売の『うしろに立つ少女』に続く作品となる。今年7月10日には「笑み男」としてティザー公開され、不気味な映像などから話題を博した(関連記事)。


『笑み男』では、ある朝不気味な笑顔が描かれた紙袋が被せられた男子中学生・佐々木英介の絞殺死体が発見。18年前に起きた「連続少女殺人事件」の被害者と同じであり、都市伝説「笑み男(えみお)」にもよく似た状況だったという。笑み男は、泣いている女の子の前に現れ、その命と引き換えに笑顔の紙袋を与えるとされる。主人公が属する空木探偵事務所は総力をあげて、この奇怪な事件の解決に挑むことになる。

本作にてプレイヤーは探偵助手となり、同じく探偵助手の橘あゆみと共に「移動する」「聞く」「見る・調べる」などの操作コマンドを通して事件を調査することになる。コマンドを状況に応じて選択することでストーリーが進行。会話シーンはフルボイスとなるほか、アニメーションも豊富に用意されるそうだ。


今回、本作の体験版として序章および第1章が8月20日午前10時から配信されることが発表された。体験版のセーブデータは製品版に引き継ぎ可能となる見込み。なお体験版は3段階に分けて配信され、8月23日午前10時には第2章、8月28日午前10時には第3章が配信される予定だ。製品版発売を前に、序章を含めて4章分も遊べる太っ腹な施策となっている。

『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』はNintendo Switch向けに8月29日に発売予定。体験版は、序章および第1章が8月20日午前10時から配信開始予定だ。