『ケツバトラー』をSwitch 2で遊ぶと「ケツが想定よりも強くなりすぎる」現象発生中。マシン性能が上がって、ケツバトルがエクストリームに

『ケツバトラー』をNintendo Switch 2でプレイする際に「ケツが想定よりも強くなりすぎる」現象が報告されている。

カヤックは6月11日、『ケツバトラー』をNintendo Switch 2(以下、Switch 2)でプレイする際に不具合が発生していると報告。「ケツが想定よりも強くなりすぎる」現象が確認されているという。

本作は、“対ケツ”アクションゲームだ。CPU対戦と、ローカル2人対戦モードを収録。本作では、Joy-Conをズボンのお尻部分にセットしてプレイすることになる。プレイヤーがお尻を振ると、ゲーム内の剣士ケツバトラーがお尻に装着した剣を振るため、相手の頭に武器をヒットさせて勝利を目指すのだ。また、お尻を動かして“ケツ気”を溜めると、剣士ごとに異なるケツ奥義を発動できる。


本作はNintendo Switch(以下、Switch)向けの作品ながら、Switch 2の後方互換機能でもプレイが可能。本作公式XアカウントはJoy-Con 2をお尻部分にセットしてプレイ可能であることを報告しており、マイニンテンドーストアでの動作確認状況においても「これまでの動作検証で問題は見つかっていません」と記載されていた。しかしひっそりと不具合が発生していたようだ。

本作の公式Xアカウントによると、Switch 2では「ケツが想定よりも強くなりすぎる」現象が確認されているとのこと。本体性能の向上が影響していると考えられているそうで、検証に時間を要するためしばらくSwitch 2で本作をプレイする際は“エクストリームケツバトルedition”として楽しんでほしいとのこと。


具体的にどのような変化があるかは明かされていないものの、先日には『薔薇と椿』や『リングフィット アドベンチャー』などのRTA走者・解説者として活動するKOH藻氏が、本作の不具合について報告。各種ゲージのたまり方や剣の振りなどが妙に速くなっていたという。同氏を含め公式に向けてそうした不具合は報告されていたようで、今回修正予定であることが案内されたかたちだ。

Switch 2の後方互換においては、Switchとのハードウェア互換でもソフトエミュレーターでもない、新たな技術で互換性が実現されているという(開発者に訊きました)。動作検証が進められ、数多くのタイトルがほぼ問題ないとされているものの、一部不具合が報告されるタイトルも存在。たとえば先日には『スプラトゥーン3』のイカロールなどにおける不具合が報告され、明日6月12日のアップデートで修正予定となっている(関連記事)。後方互換の仕組み上、Switchでの動作を忠実に再現するために調整が必要なタイトルもあるのだろう。

今回の『ケツバトラー』もじっくりプレイされるうちに動作検証では見つからなかったとみられる不具合が明らかとなり、対応される格好だ。とはいえ、一部プレイヤーからは戦いが一層カオスになる不具合が受け入れられている様子。修正後もモードとして新設してほしいといった要望も見られ、コミカルな作風の本作ならではの賑わいを見せている。不具合は今後修正に向かうと見られるものの、“エクストリームケツバトルedition”として公式実装されるかどうかは注目されるところかもしれない。

『ケツバトラー』はNintendo Switch向けに発売中だ。価格は税込500円。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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