Joy-Con 2マウス操作をさっそく活用するインディーゲーム『Mouse Work』発表。“Nintendo Switch 2発売後すぐ”のリリースを目指す

インディーゲームスタジオのNitromeは4月8日、『Mouse Work』を発表した。Nintendo Switch 2のJoy-Con 2のマウス操作を活用する、最大4人協力プレイ対応のパーティーゲームだ。

インディーゲームスタジオのNitromeは4月8日、マウスパーティーゲーム『Mouse Work』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch 2。本作はNintendo Switch 2のJoy-Con 2に搭載される新機能であるマウス操作をさっそく利用したタイトルとなっている。

『Mouse Work』は、最大4人協力プレイ対応のパーティーゲームだ。プレイヤーはマウス(ネズミ)を操作し、数々のミニゲームに挑戦していく。本作に登場するミニゲームは多種多様で、デスクトップに執拗に登場するポップアップ広告を消していくものや、見覚えのある緑色の土管から出現するバスケットボールをリングに導くもの。ボルダリングや、宇宙を舞台としたシューティングゲームなど、幅広いジャンルのゲームプレイを内包している。これらのミニゲームはいずれもNintendo Switch 2のJoy-Con 2にて新たに搭載された「マウス機能」を活用したゲームとなっている。


『Mouse Work』はソロでも全ステージクリア可能だが、2人以上の協力プレイでは、協力プレイならではのゲームプレイを楽しむことができるようだ。例えばボルダリングではプレイヤー同士が片手を繋がれた状態でクリアしなければならなかったり、バスケットボールではマウス同士が鎖で繋がれて動きが制限されたりなど、より幅広いチャレンジを楽しむことができる。なお新たなミニゲームはプレイしていくことでアンロックされていく。なかには古いミニゲームが「新たなギミック」を導入して再登場することもあるそうで、飽きることのないゲームプレイを楽しむことができるだろう。

プレイヤーがミニゲームをクリアすることで獲得できるチェダーチーズは、マウスのコスメティックアイテムを購入する際に使用される。プレイヤーはチェダーチーズと引き換えに帽子や蝶ネクタイなど、自身のマウスカーソルであるマウス(ネズミ)を自分好みに着せ替えることができるようだ。

『Mouse Work』を手がけるNitromeは、過去にNintendo Switch向けに『Shovel Knight Dig』や『Bomb Chicken』などのタイトルを制作してきたロンドンを拠点としたインディースタジオだ。Nitromeの過去作ではいずれもピクセルアートが用いられており、愛らしいキャラクター達が漫画調のポップなデザインで描かれているのが特徴的だ。

本作『Mouse Work』においてもピクセルアートタッチで描かれたミニゲーム集となっており、同スタジオの特色光るタイトルとなっている。また4月2日に詳細が発表されたばかりのNintendo Switch 2の、Joy-Con 2のマウス操作を早くも活用する新作ゲームとしても注目されるところだろう。ちなみにトレイラーにおけるゲームプレイはPCにて収録されたそうで、Nintendo Switch 2での実際の挙動は異なる可能性もあるとのこと。

『Mouse Work』はNintendo Switch 2向けに発売予定。トレイラーの概要欄によると、本作はNintendo Switch 2発売後すぐの発売を予定しているとのことなので、続報に期待しよう。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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