Nintendo Switch 2のゲームチャットには“長すぎるルーム自動解散”システムあり。24時間でお開き
Nintendo Switch 2に用意されている「ゲームチャット」機能では、24時間でルームが自動的に解散されるという。

Nintendo Switch 2(以下、Switch 2)に用意されている「ゲームチャット」機能では、24時間でルームが自動的に解散されるという。ボイスチャット系のサービスとして珍しい仕組みが注目を集めている。
Switch 2には、最大12人でのボイスチャットが可能なゲームチャット機能が新たに搭載されている。プレイしているゲーム画面をリアルタイムに共有可能。遊んでいるゲームが違っていても、それぞれのゲーム画面を見せあいながら話すことができる。別売のUSBカメラを接続すれば、ビデオチャットも可能となっている。なお2026年3月31日まではすべてのプレイヤー向けに無料で提供中。同年4月1日以降はNintendo Switch Online加入者向けの機能となる予定だ。
そんなゲームチャット機能にて「24時間でルームが自動解散」されることが報告され、注目を集めている。任天堂関連の人気YouTubeチャンネルを運営するクリエイターのNathaniel Bandy氏は6月29日、ゲームチャットを続けられる最大時間が24時間であるとして、「Time’s up! You left the chat.(タイムアップです!チャットを退出しました)」と表示されたスクリーンショットを添付して報告している。動画撮影のために一晩放置したところ、この表示が出たという。なお同氏によると退出の30分前、5分前、1分前にも警告が表示されたそうだ。
なお実はゲームチャットの「24時間制限」については、任天堂の公式サポートページでも説明されている。ゲームチャットのルームは、作成されてから24時間で自動的に閉じられる仕組みになっているそうだ。ただそのほかに特に制限はなく、同じ参加者でふたたびルームを作成可能とのこと。
ちなみにほかのボイスチャット系のサービスとして、たとえばDiscordなどには制限時間は特に設けられていない一方で、参加者がひとりになるとサーバーリソース節約のために自動的にルームが閉じられる仕組みになっている。対してゲームチャットでは、ひとりでも残っている限りほかのメンバーが退出してもルームは開いたままとなる。“リレー形式”でルームが存続する可能性も考えられ、長時間ルームが続きすぎないように24時間制限が設けられているのかもしれない。いずれもボイスチャット系のサービスとして珍しい仕様となっており、ひとりでプレイ中のルームに気軽に合流できる点などはゲームチャットの特徴といえそうだ。
「ゲームチャット」はNintendo Switch 2向けに、2026年3月31日まですべてのプレイヤー向けに無料で提供中。同年4月1日以降はNintendo Switch Online加入者向けの機能となる。