任天堂、「Nintendo Switch 2は、小売店が従来より儲かる価格設定になっている」との報道を否定
任天堂は6月2日、本日おこなわれたNintendo Switch 2の「日本国内の販売における卸売価格の設定に関する報道」について否定している。

任天堂は6月2日、Nintendo Switch 2 (以下、Switch 2)の「日本国内の販売における卸売価格の設定に関する報道」について、記載されているような事実はないと表明した。
Switch 2は6月5日に全世界で発売予定。日本国内向けには日本語・国内専用のJapanese-Language Systemと多言語対応のMulti-Language Systemが存在し、Japanese-Language Systemでは税込4万9980円、Multi-Language Systemでは税込6万9980円となっている。
任天堂は今回、そんなSwitch 2 の卸売価格について言及。日本時間6月2日に卸売価格の設定に関する報道があったものの、記載されているような事実はないと伝えた。また同社は流通や販売各社との取引条件については公開していないことを強調している。
なお6月2日7時にはBloombergがSwitch 2 の卸売価格についての報道をおこなっていた。記事では複数の関係者からの証言として、Switch 2 では日本国内の小売業者が従来よりも多くの利益を得られるように小売価格を設定していると言及。小売業者は「(Switch 2)1台あたりの小売価格のうち約5%を利益として得る見込みで、業界水準の2%以下を大きく上回る」卸売価格設定がおこなわれているといった内容を報じていた。裏を返せば、Switch 2では“業界水準と比べて仕入れ値より小売価格が高めに設定されている”ともいえる報道となっていた。
任天堂はあくまで具体的にどの報道かは伝えていないものの、すぐさま卸売価格についての報道を否定するに至ったわけだ。どのような卸売価格が設定されているかは不明ながら、実態は報道とは異なっているとみられる。
「Nintendo Switch 2」は6月5日に発売予定。