Nintendo Switch 2のゲームカードは容量大幅アップ、64GBのゲームさっそく出現。逆にゲームデータなしで売られる「物理キーカード」の存在も明らかに

任天堂は4月2日、Nintendo Switch 2を正式発表した。さまざまな情報が公開され、その中でパッケージ版ソフトに使用される「ゲームカード」の仕様がいくつか明らかになった。

任天堂は4月2日、Nintendo Switch 2を正式発表した。これに伴いNintendo Switch 2に関連する情報がさまざま公開され、その中でパッケージ版ソフトに使用される「ゲームカード」の仕様がいくつか明らかになった。

Nintendo Switch 2本体と同時発売されるCD PROJEKT REDの『サイバーパンク2077 アルティメットエディション』は、日本ではスパイク・チュンソフトからパッケージ版が発売予定。発表によると、64GBのゲームカードが使用されるという。


Nintendo Switch向けのゲームカードは、32GBが最大容量であるとされる。そのため、たとえばCD PROJEKT REDの『ウィッチャー3 ワイルドハント』がNintendo Switch向けに移植される際には、32GB以内に収めることをひとつの目安に最適化がおこなわれた(関連記事)。

一方、Nintendo Switch 2向けのゲームカードでは、少なくとも64GBまで対応することが今回明らかになった。本体の性能が向上し、それを活かすゲームの容量も増加することを見越して、ゲームカードの容量アップが実施されたものと考えられる。本体保存メモリー容量も、Nintendo Switch 2では256GBへと大幅アップしている。

ただし、ゲームカードは容量が大きいほどよりコストがかかるとされ、Nintendo Switch向けタイトルではあえて容量の少ないゲームカードを採用し、ユーザーに追加ダウンロードを求めるものもあった。Nintendo Switch 2でも、そうしたタイトルが引き続き存在する可能性はあるだろう。あるいは、後述する「キーカード」が使用されるようになるのかもしれない。

任天堂公式サイトによると、Nintendo Switch 2向けパッケージ版では、ゲームカードの代わりに「キーカード」が封入されるものが存在するという。キーカードは、見た目はゲームカードのようであるが、ゲームデータは収録されておらず、ゲームを起動するための“キー(鍵)”のみが保存。ユーザーは、キーカードをNintendo Switch 2本体に挿入し、ゲームデータをダウンロードしてプレイする。プレイする際には、ゲームカードと同じようにキーカードを本体に差し込んでおく必要があるとのこと。なお、キーカードの表面には「鍵マーク」がプリントされ、ゲームカードと見分けがつくようになっている。

Nintendo Switchでは、ダウンロードコードのみが封入されたパッケージ版が存在したが、キーカードはこれに置き換わる、あるいはまた別の仕組みとして導入されるようだ。Nintendo Switchのダウンロード版ゲームでは、「いつもあそぶ本体」に設定されていない本体の場合は起動時にインターネット接続が必要だが、キーカードでインターネット接続が必要になるのは、ゲームをインストールする初回のみ。また、キーカードは別の本体でも利用可能だそうで、取り扱いの自由度が高まったといえる。

任天堂は先日、ダウンロード版ゲームを複数の本体で遊んだり、ニンテンドーアカウントのファミリーグループのメンバーに貸し出したりできる「バーチャルゲームカード」という仕組みを、Nintendo Switch 2およびNintendo Switch向けに発表(関連記事)。ダウンロード版ゲームを、パッケージソフトのように管理できるとアピールされ、キーカード導入もその取り組みの一環かもしれない。

Nintendo Switch 2は6月5日発売予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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