任天堂、約20タイトルにSwitch 2向けアプデどどんと実施。『ブレワイ』『ティアキン』には“不具合修正”も

任天堂は6月4日、同社の手がける複数のNintendo Switch(以下、Switch)向けタイトルにアップデートを実施。明日発売の迫るNintendo Switch 2(以下、Switch 2)に向けたアップデートが中心となっている。

本稿執筆時点でアップデートが発表されているタイトルは以下のとおり:

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』
『ゼルダの伝説 夢をみる島』
『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』
『スーパーマリオ 3Dコレクション』
『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』
『スーパーマリオ オデッセイ』
『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』
『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』
『進め!キノピオ隊長』
『星のカービィ スターアライズ』
『カービィのグルメフェス』
『Xenoblade3(ゼノブレイド3)』
『ピクミン3 デラックス』
『ARMS』
『世界のアソビ大全51』
『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』
『やわらかあたま塾 いっしょにあたまのストレッチ』
『東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング』

このうち10タイトルは、かねてよりSwitch 2向けの無料アップデートが告知されていた(関連記事)。作品によって、新たにおすそわけ通信やゲームチャットといったSwitch 2の新機能に対応したり、高解像度化やフレームレートの向上がおこなわれている。


一方で『Xenoblade3(ゼノブレイド3)』や『ピクミン3 デラックス』などにもアップデートが実施。こちらはSwitch 2で快適に遊べるような対応とのことで、後方互換における最適化かもしれない。『ピクミン3 デラックス』については後日さらなる対応がおこなわれる見込み。

さらにこのタイミングで、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(以下、ブレス オブ ザ ワイルド)および『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(以下、ティアーズ オブ ザ キングダム)にもアップデートが実施。明日発売予定のSwitch 2 Editionへの対応がおこなわれたほか、本体言語設定のポルトガル語(ブラジル)に対応。さらに両作ともに「ゲームを快適に遊べるようないくつかの問題を修正」がおこなわれているという。

具体的な修正項目は不明ながら、両作ではRTAなどで不具合を利用したグリッチも活用されてきた。特に『ブレス オブ ザ ワイルド』では長らくアップデートがなかったこともあり、Switch 2 Editionの発表後にはRTAコミュニティなどを中心にグリッチが修正されるかどうかが話題になっていた(関連記事)。そうしたグリッチが健在かどうかも含め、今後のユーザー検証も注目される。

そのほか、『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』では先述したSwitch 2向け無料アップデートと共に、Switch版も含めて新たにカリモノの「お気に入り」機能が追加。また同作でも不具合修正が実施されているとのことだ。

アップデートが実施されたタイトルについては、任天堂の公式Xアカウント「任天堂サポート」にて告知されている。それぞれのポストにパッチノートへのURLリンクも記載されているため、各タイトルのアップデートの詳細を確認しておくのもいいだろう。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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