任天堂の“笑み男”、『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』として正式発表、8月29日発売へ。35年ぶりのシリーズ完全新作は不気味な都市伝説を巡るミステリー

任天堂は7月17日、『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』を正式発表し、8月29日に発売すると告知した。対応プラットフォームはNintendo Switch。

任天堂は7月17日、『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』(以下、笑み男)を正式発表し、8月29日に発売すると告知した。対応プラットフォームはNintendo Switch。

本作は、テキストアドベンチャーゲーム『ファミコン探偵倶楽部』シリーズの35年ぶりの新作だ。1988年にファミリーコンピュータ ディスクシステム向けに発売された『消えた後継者』、および1989年発売の『うしろに立つ少女』に続く作品となる。7月10日に「笑み男」なるタイトルのティザートレイラー・ティザーサイトで告知されており、今回正式発表となった(関連記事)。


『笑み男』では、ある朝不気味な笑顔が描かれた紙袋が被せられた男子中学生の絞殺死体が発見。18年前に起きた「連続少女殺人事件」の被害者と同じであり、不気味な都市伝説「笑み男(えみお)」にもよく似た状況だったという。笑み男は、泣いている女の子の前に現れ、その命と引き換えに笑顔の紙袋を与えるという架空の都市伝説。空木探偵事務所は総力をあげて、この奇怪な事件に挑むことになる。

本作にてプレイヤーは探偵となり、「移動する」「聞く」「見る・調べる」などの操作コマンドを状況に応じて選択することでストーリーが進行。会話シーンはフルボイスとなるほか、アニメーションも豊富に用意されるそうだ。

本作のプロデューサーは、『ファミコン探偵倶楽部』シリーズのゲームデザイナー・原作などに携わってきた坂本賀勇氏が担当。過去作やリメイクでのノウハウや温めてきたノウハウをフル稼働させて脚本・演出を手がけているとのこと。『ファミコン探偵倶楽部』のひとつの完成形といえる自信作に仕上がっているそうだ。

『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』はNintendo Switch向けに8月29日に発売予定。CEROレーティングはC(15才以上対象)となっている。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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