『ブルーアーカイブ』開発元による新作「プロジェクトRX」ゲーム内映像初お披露目。少女たちとともに過ごす、異世界での日常チラ見せ

韓国NEXON GAMESのIO DIVISIONは12月19日、「プロジェクトRX」のインゲームティザー映像を公開した。あわせて開発陣へのインタビュー動画も公開されている。

韓国NEXON GAMESのIO DIVISIONは12月19日、「プロジェクトRX」のインゲームティザー映像を公開した。同作はNEXON GAMESにて開発中。ティザー映像では、本作の世界観の一端が3D映像で確認できる。

「プロジェクトRX」は、韓国NEXON GAMESのIO DIVISION RXスタジオが手がける、サブカルチャーゲームである。NEXON GAMESのIO DIVISIONは、同社内にて『ブルーアーカイブ』を開発している事業部だ。本作「プロジェクトRX」は、そんなIO DIVISIONによる開発中のプロジェクトとして、2024年10月にティザー画像が初公開。当時の情報では、プレイヤーが日常生活の中でキャラクターと出会うゲームであり、3Dグラフィックで世界観やキャラクターを表現しようとしていること、また開発にはUnreal Engine 5を採用し、『ブルーアーカイブ』にも参加しているYutokaMizu氏がアートディレクターを務めている点などが明かされていた。

今回はそんな「プロジェクトRX」のティザー映像が初公開となった。動画内では、まず3Dグラフィックで描かれた数人の少女たちが、日常生活を過ごしている様子が映されている。勉強やノートPCに向かったり、畳の部屋で横になりながら本を読んだり、調味料を何かにかけたりなど、生活感のあるシーンが登場。薄暗い映画館のような場面では、ピンク髪のキャラクターが驚くような仕草も見せている。

また動画後半で鐘が鳴ると雰囲気が一変。少女たちが攻撃を繰り出すような姿も映されている。なお概要欄によると、本作はプレイヤーを引き込むストーリー展開を軸に、キャラクターとの交流を楽しめる作品になるとのこと。魅力的なキャラクターたちと触れ合える日常系コンテンツが特徴であり、キャラクターとプレイヤーが共に暮らす異世界の実現を目指しているそうだ。映像では3Dグラフィックで描かれるそんな異世界の様子の一端がうかがえる。

本作の情報は、あわせて公開されたNEXON GAMESのIO DIVISIONによるインタビュー動画でも触れられている。本作の開発状況については、ゲームビルドが長時間遊べる段階まで来ているという。2025年9月に社内にてテストがおこなわれており、来年にはいくつか情報発信が予定されているようだ。またティザー映像については、戦闘シーンはあえて入れていないという。映像で見せたかったポイントとしては、開発陣は住みたい異世界が何なのかをずっと模索しており、それに近づける要素を検討し、まとめた結果が今回の映像なのだという。美少女ゲームが好きな人たちに面白いものを届けることを目標に、開発が進められているそうだ。

「プロジェクトRX」は、韓国NEXON GAMESのIO DIVISIONにて開発中だ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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