高評価見下ろし“ソウルライク”ローグライクACT『冥界契約』正式リリースで大幅拡張。即席ビルドで『Hades』風に進む、高難度軽快アクション

Infini FunおよびCriticalLeapは12月10日、MadGoat Game Studioが手がける『冥界契約』を正式リリースした。

パブリッシャーのInfini FunおよびCriticalLeapは12月10日、MadGoat Game Studioが手がける『冥界契約(Netherworld Covenant)』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)で、日本語表示にも対応している。

『冥界契約』 はダークファンタジーをテーマにした、見下ろし型のソウルライク・ローグライクアクションゲームと標榜されている。プレイヤーは災害から生き残った戦士として、冥界と現世を繋ぐ禁断のアーティファクト「ネザーランタン」を手にする。自動生成される迷宮にて、堕落した英雄たちや悪魔の王と戦うことになる。

本作では迷宮の部屋ごとに戦闘などが発生し、次に進む部屋をプレイヤーが選びながら攻略していく方式だ。部屋の戦闘を終えたタイミングなどで3択から選ぶかたちでキャラの強化を獲得していく、高評価ローグライク『Hades』を彷彿とさせるゲームシステムになっている。

戦闘においては、激しいコンボよりも巧みな戦略が重要となる。パリィや回避などで攻撃を避けつつ、相手に致命傷を与えていくことが求められる。また本作は独自の「魂契約システム」を導入。亡魂の力を借りることで、障害物をすり抜けたり、敵に対して奇襲を仕掛けたり、次元を移動することで攻撃を回避したりすることができる。そうした能力も駆使しながら、悪に満ちた魂の力によって歪められたボスを撃破していくのだ。

本作は今年6月に早期アクセス配信開始されたタイトル。これまでに316件のレビューを集め、そのうち85%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。『Hades』に似た軽快な見下ろし型戦闘やゲームサイクルのほか、さまざまな武器やアイテムによる豊富なビルドカスタマイズが評価されてきた。また敵の攻撃をパリィ・回避しながら反撃のチャンスを伺うといった戦略性や回復アイテムに回数制限があり補給制といった点から、ソウルライクジャンルになぞらえる声も見られる。なお本作では難易度選択も可能かつ高い難易度も用意されており、歯応えのあるゲームとしても好評が寄せられている。

そして本作は、本日12月10日に正式リリースを迎えた。製品版では5人の新プレイアブルキャラクターと4種類の新武器を追加。 クラス構成やビルドの選択がより多彩になっている。また、ストーリーは第5章・第6章が追加され完結。新モードで「ボスラッシュ」が実装され高難度かつ爽快感のあるバトルが実現されている。充実したコンテンツにより、製品版のver.1.0時点では20時間以上楽しめると謳われている。

そのほか、プレイヤーからのフィードバックをもとに成長システムの最適化がおこなわれているとのこと。調整項目としては、リソースの入手バランスや進行ルート、報酬設計など多岐にわたるという。

『冥界契約』はPC(Steam)向けに配信中だ。製品版の価格は税込2300円となるが、リリース記念セールおよびSteamウィンターセールにより、2026年1月5日まで20%オフの税込1840円で購入可能となっている。

Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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