配信者育成ゲーム『NEEDY GIRL OVERDOSE』Steam版、アプデで「超てんちゃんの配信を自作できる新機能」実装。セリフやアニメーションを自由に決めて思う存分“おもちゃ”にできる

WSS playgroundは7月15日、『NEEDY GIRL OVERDOSE』Steam版にてアップデートを実施した。ゲーム内に「はいしんジェネレーター」機能が実装されている。

ワイソーシリアスのレーベルWSS playgroundは7月15日、『NEEDY GIRL OVERDOSE』Steam版にてアップデートを実施した。同アップデートでは、ゲーム内に「はいしんジェネレーター」機能が登場。セリフや表情の設定により、超てんちゃんの配信を自由に作れるようになっている。

『NEEDY GIRL OVERDOSE』は、最強の配信者を目指す承認欲求強めな女の子とのさまざまな結末を描いた、マルチエンディングADVである。本作のメインキャラクターあめちゃんは、ちょっぴり心が弱い女の子だ。彼女はインターネット上では、配信者の超絶最かわてんしちゃん(超てんちゃん)として活動中。最強のインターネットエンジェル(配信者)を目指し、ストレスややみを抱えながら日々を過ごしている。

本作でプレイヤーは、あめちゃんにピと呼ばれる存在となって、彼女の行動を決定。配信の題材を決めたり、ストレスを消すためクスリをキメたり、ちょっぴりえっちなことをしたりなど、行動を選ぶことで視聴者やフォロワー数を増やしていく。また本作ではあめちゃんの状態や行動によって複数のエンディングへ分岐。闇も含めたあめちゃんとの生活やさまざまな破滅が、マルチエンディングによって繰り広げられる。なお本作はにゃるら氏がシナリオ・企画を担当し、2022年1月に配信開始された。2024年1月には、累計販売本数150万本を達成。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で3万5389件中95%の好評を得てステータス「圧倒的に好評」を獲得している。


Steam版にて7月15日に配信されたアップデートでは、ゲーム内へ新機能「はいしんジェネレーター」が登場している。同機能は、超てんちゃんのセリフや表情などを設定することで、プレイヤーがオリジナルの「超てんちゃんのはいしん」を作れるモードだ。


本機能では、画面右上の欄にて、プレイヤーが超てんちゃんのセリフを入力できる。またセリフ左側の四角いアイコンをクリックすると、表情や背景などのグラフィックが変更可能。本編中で使われたアニメーションを、セリフにあわせて自由に設定できる。ゲーム本編で超てんちゃんは、商品を紹介する案件配信から、ちょっとえっちなコンテンツや闇の深い放送まで、幅広い生配信を繰り広げていた。本ジェネレーターでも、そうしたさまざまな素材が利用できるのだ。公式動画いわく「みなさん、末永く超てんちゃんをおもちゃにしてあげてください」とのこと。ただし使い方は個人の自由ながら「世に出すときは良識の範囲内でお願いします」とも伝えられている。

本機能には、ゲーム起動直後のメニュー画面右下にあるアイコンからアクセス可能。要素としては、背景が緑色一色のグリーンバックになるGBモードなども搭載されている。なお本アップデートにあわせて、詳しい扱い方を記した解説書も公開中だ。

 


NEEDY GIRL OVERDOSE』は、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに配信中。アップデートが実施されたSteam版では、60%オフのセールが実施されており、7月23日まで税込672円で購入できる。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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