「モンスターハンターショーケース」配信延期。青森県沖を震源とする地震ならびに津波注意報を鑑みて

カプコンは12月9日7時より配信予定であった「モンスターハンターショーケース」を配信延期すると発表。青森県沖を震源とする地震ならびに津波注意報が発表されている状況を鑑みての判断だという。

今回の「モンスターハンターショーケース」では、2026年3月13日に発売を控える『モンスターハンターストーリーズ3　～運命の双竜～』の新情報と、12月16日に配信予定の『モンスターハンターワイルズ』無料タイトルアップデート第4弾の詳細が発表予定であった。延期後の日程については決まり次第、改めて告知される見込み。

このうち『モンスターハンターワイルズ』無料タイトルアップデート第4弾では、巨戟龍ゴグマジオスが実装予定。『モンスターハンター4G』以来、実に11年ぶりの再登場となる。高い攻撃力を持つゴグマジオスに立ち向かうため防具の強化システムの拡張なども予定されており、HR100以上になると、「限界突破強化」によって上位防具を更に強化できるようになるそうだ。

またゴグマジオスから得られる専用素材を「レア度8のアーティア武器」に使用すると、元のボーナス内容を引き継いだ上で、シリーズスキルとグループスキルが1種類ずつランダムで付与される武器へ強化することが可能になる。さまざまな新要素が実装されるアップデートとなっており、本日7時より予定されていた「モンスターハンターショーケース」での新情報公開にも注目が集まっていた。

ところが昨晩には、最大震度6強にもおよぶ青森県沖を震源とする地震が発生、津波警報ならびに注意報も発令される事態となっていた。本稿執筆時点では注意報は解除されたものの、余震も発生しており、予断を許さない状況だ。そうしたなかでカプコンは、今回の「モンスターハンターショーケース」を延期すると発表している。

昨今では地震の発生を受けて国内企業がゲームの新展開を自粛するケースもあり、今年7月末にはカムチャツカ半島付近を震源とする地震による津波警報発令を受けて、『エルデンリング ナイトレイン』にてアップデートが延期となっていた（関連記事）。それぞれユーザーの安全面も考慮した対応とみられ、災害情報を注視し、身の安全を第一に行動したい。

「モンスターハンターショーケース」の延期後の日程については決まり次第、改めて告知される見込みだ。