『モンスターハンターワイルズ』追加オープンベータテストは「検討自体はされている」。ただし“前回遊べなかった人向け”で、仕様そのままになる可能性
カプコンは12月20日、『モンスターハンターワイルズ』の情報番組「コミュニティアップデート | 製品版に向けた調整内容のお知らせ」を配信した。このなかではディレクターの徳田優也氏により、発売までに追加のオープンベータテストの実施も検討されていることが明かされた。
本作は、ハンティングアクションゲーム『モンスターハンター』シリーズ最新作だ。対応予定プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S。本作の舞台となるのは、ギルドが調査したことのない未踏の領域「禁足地」だ。本作のフィールドでは荒廃期、異常気象、豊穣期の3つの季節が移り変わる。またさまざまな生物が生態系を形作っており、従来のシリーズ作品のような小型モンスターの群れだけでなく、大型モンスターも群れをなす点も特徴だ。
本作に向けては10月29日から10月31日にかけては、PS5のPS Plus加入者を対象に本作の先行ベータテストが実施。さらに11月1日から11月4日にかけて、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けのオープンベータテスト(以下、OBT)もおこなわれた。
情報番組「コミュニティアップデート | 製品版に向けた調整内容のお知らせ」においては、ベータテストから製品版に向けての調整内容がさまざま紹介された(関連記事)。そして番組内で徳田氏は、再度ベータテストが実施される可能性について質問に答えるかたちで、「検討自体はしている」と伝えている。
ただしもし追加のOBTを実施するにせよ、基本的には前回のOBTを遊べなかったプレイヤーを対象にする、あるいは追加の項目テストが主な目的になるとのこと。そのため、今回の番組で明かされた調整内容はあくまで製品版あるいはデイワンパッチ向けに実装される見込みだそうだ。つまり追加のOBTが実施されるにせよ、前回のOBTと同様のバランスや仕様になるわけだろう。
『モンスターハンターワイルズ』はベータテスト段階から大きな盛況を見せており、多くのプレイヤーにとってひと足早く本作のゲームプレイをお試しする機会となった様子であった。追加のOBTも一部待望されており、実施されるかどうかは注目されるところだろう。いずれにせよ現時点では実施されるかどうかは検討段階とのこと。続報にも注目したい。
『モンスターハンターワイルズ』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに来年2月28日に発売予定。