『モンスターハンターワイルズ』にババコンガが復活決定。歓声あがるも、リアル画質のおなら・うんち描写に怯える者も


カプコンは9月28日、東京ゲームショウ2024にて「TGS2024 カプコン ステージライブ<Day-1>」を実施。『モンスターハンターワイルズ』のゲームプレイの様子を公開した。本作の実際の内容がじっくりと紹介されるなか、サプライズ的に過去作モンスター「ババコンガ」が登場。会場では歓声と拍手があがり、SNS上でも話題となっている。

『モンスターハンターワイルズ』は、ハンティングアクションゲーム『モンスターハンター』シリーズ最新作だ。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|Sで、2025年2月28日に発売予定。舞台となるのは、ギルドが調査したことのない未踏の領域「禁足地」。数年前に謎のモンスターに襲われ、保護された少年ナタの証言を手がかりに、プレイヤーは調査隊のハンターとしてこの地に足を踏み入れることになる。


本作に向けては、先日メインシリーズ登場が久方ぶりとなるモンスター「イャンクック」の復活が発表され、ファンの間で話題となった(関連記事)。そして本日、東京ゲームショウ2024のステージにて『モンスターハンターワイルズ』では「ババコンガ」が復活することが明らかにされた。

ババコンガは、「桃毛獣」の名をもつ牙獣種モンスターだ。『モンスターハンター2』にて、牙獣種「コンガ」の親玉として登場。ピンク色の鮮やかな体毛と、大型のサルめいたデザインが特徴となっている。

【UPDATE 2024/9/28 17:05】
ババコンガの初出についての記述を修正


そして何よりババコンガを特徴づけるのは、その不衛生な攻撃だ。同モンスターは、屁・糞・ゲップなどを活用しての攻撃モーションをもっており、「直接ハンターへ放屁し吹き飛ばす」「糞を遠くから投げつける」などが特徴的。また、そうした攻撃を受けると、体に臭いがつき「口に入れるアイテムが使えなくなる」というギミックも。下品なコンセプトとコミカルなデザインで、プレイヤーに強烈な印象を残したモンスターだ。

ババコンガが『モンスターハンター』メインシリーズで姿を見せるのは、ニンテンドー3DSシリーズ向けに展開された『モンスターハンターダブルクロス』以来で、約7年ぶりとなる。今回のステージライブでは、ババコンガが姿を見せた瞬間会場から歓声と拍手があがった。過去作からのファンにとって記憶に残るモンスターだったことがわかる。

SNS上でも、ババコンガの登場について話題にするユーザーが多数。イャンクックとあわせて、懐かしのモンスターが復活することへの喜びなどを表す投稿が見られる。

一方で、現代機向けの高精細グラフィックで描画されるリアルな屁や糞に想像を巡らせる声も散見される。本作ではババコンガが最後に登場した7年前から大幅にグラフィック描画がパワーアップ。今回のステージライブでは、かなり悪臭感のある丁寧な描写のゲップや屁が放たれていた。ニンテンドー3DSの描画性能にあわせ、マイルドな描写になっていた「うんち」も、質感などリアルさを増している可能性はありそうだ。

今回のステージライブでは、『モンスターハンターワイルズ』のゲームプレイの様子がほかにもさまざま確認できる。本作が気になっている方は、チェックしてみるとよいだろう。また、弊誌では本作開発者への合同インタビューについて取りまとめている、こちらもあわせて確認してほしい(インタビュー記事)。

モンスターハンターワイルズ』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに来年2月28日に発売予定。