PC版『モンスターハンターワイルズ』などシリーズ3作品、10月14日にWindows 10サポート終了へ。プレイはできるが動作保証外に

カプコンは9月29日、『モンスターハンター』シリーズのPC向け作品のWindows 10のサポートを、10月14日をもって終了すると告知した。

カプコンは9月29日、『モンスターハンター』シリーズのPC向け作品のWindows 10のサポートを、10月14日をもって終了すると告知した。同日にはマイクロソフトによるWindows 10のサポートが打ち切られる見込みであり、そのタイミングにあわせてのサポート終了となる。同日以降もプレイは可能ながら、以後のアップデート等で正常に動作しなくなる可能性があり、動作保証の対象外になる。

『モンスターハンター』のメインシリーズは、『モンスターハンター:ワールド』以降PC(Steam)向けにも展開されてきた。現時点では同作と、『モンスターハンターライズ』、そしてシリーズ最新作『モンスターハンターワイルズ』がPC向けに発売中だ。

今回はその3作品すべてにおいて、10月14日をもってWindows 10のサポートが終了されることが告知された。同日にはマイクロソフトによるWindows 10のサポートが終了予定。Windows Updateを介したWindows 10の無料ソフトウェア更新プログラム、テクニカル サポート、セキュリティ修正プログラムの提供が終了となる。同日以降もWindows 10搭載のPCは動作するものの、セキュリティなどの側面からWindows 11への移行が推奨されている。

このタイミングにあわせて、『モンスターハンター』シリーズのPC向け3作品も、Windows 10での動作保証の対象外となるかたち。同日以降もプレイは可能ながら、特にアップデートが頻繁に実施されている『モンスターハンターワイルズ』を含め、各作品には将来的に正常に動作しなくなる可能性があるのだろう。

なおこれまでには、スクウェア・エニックスが手がける『ファイナルファンタジーXI』および『ファイナルファンタジーXIV』や、セガが手がける『ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシス』といったMMORPGなどで、10月14日のWindows 10のサポート終了が告知されてきた。いずれも根強い人気のある作品で、アップデートなどのサポートも継続されているタイトルだ。こちらもそれぞれ起動やプレイは可能ながら、将来のアップデートで正常に動作しなくなる可能性が伝えられている。約2週間後に迫る、マイクロソフトのWindows 10のサポート終了に向けて、ゲームのプレイ環境の維持という観点でも、早めにWindows 11に移行しておくといいだろう。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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