和風異世界アクションRPG『モノノケの国』正式発表、来年秋発売へ。元スクエニの開発者が手がける、モノノケ暮らす世界の冒険譚
ハピネットのゲームレーベルHappinet Indie Collectionは9月18日、『モノノケの国』を正式発表した。

ハピネットのゲームレーベルHappinet Indie Collectionは9月18日、『モノノケの国』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2026年秋発売予定。
『モノノケの国』は、モノノケたちが住む異世界を探検するアクションRPGだ。主人公のタイキは唯一の家族であった仔犬・ムサシを突然失うが、神社で祈ることによりムサシが「犬柱」として復活。しかしムサシは謎めいた呪鎖に囚われており、巫女クシナダのお告げをもとに、モノノケの国で三つの神具を集めることになる。旅路の先には、真実や運命が待っているという。


タイキが訪れるモノノケの国は、モノノケや妖怪に満ちている。ネコの「ネコマタ」やカエルの「ガマ」、キツネの「コミ」やタヌキの「ムジナ」など、個性的なモノノケたちと出会う。モノノケたちはそれぞれ悩みや相談事を抱えており、ムサシと一緒に彼らの手伝いをする。彼らと協力することにより、襲いかかる妖怪たちと戦い、祓っていく。
本作の開発を手がけるのは、スタジオライツのインディーゲームブランドLights Interactiveだ。元スクウェア・エニックス所属で、『FINAL FANTASY XV』や『KINGDOM HEARTS Ⅲ』に携わった経歴をもつ七瀬清司氏が代表を務めており、AAAタイトル制作の経験を活かしつつ、物語とアートの融合を軸に据えた新たなアクションゲームとして、日本的な文化や神話がモチーフとなった本作の制作に取り組んでいる。なお本作は経済産業省が主催するクリエイター支援プログラム「創風」にも採択されている。

そんな本作は9月25日から28日まで開催される「東京ゲームショウ2025」に出展される(一般公開は27日および28日)。ハピネットブース(Hall7 07-N12)では、本作の新たな体験版の試遊コーナーや、本作登場キャラクターと記念撮影ができるフォトスポットなどを展開。また会場では、引いた種類によって本作のオリジナルグッズがもらえるおみくじも用意されるとのこと。また、インディーブース(Hall11 11-C-6)でも、メインブース同様に試遊やノベルティ配布などがおこなわれる。
そして「東京ゲームショウ2025」への出展にあわせて、本作の新たなトレイラーが公開。キャラクターボイスを務める声優の花澤香菜さんがナレーションを担当している。花澤さんが担当するキャラクターを含め、詳細については続報を待ちたい。
『モノノケの国』はPC(Steam)向けに、2026年秋発売予定。